嫌な夢 | sick

嫌な夢

最近、嫌な夢を見る。


学生時代の嫌な奴とか、仲が悪かった奴とか、色々出てくる。

大体の人は中学や高校時代が一番楽しかったと言うけど、

僕の場合はあまり良い思い出がない。

もともと我が強く敵愾心も強い性格なので、

不良連中にはよく嫌われた。

僕自身も、そんな奴らと同属に見られることが少なくなかったけど、

でも、

そこに属したことはなかった。

だから嫌われたんだろうなと思う。


「あいつは俺らの仲間にもならなければ服従もしない。敵だ」


というような印象を持たれやすかったんだと思う。

そんなわけで、学校に行けば敵ばかり。

中学の頃は、そんな僕の不良を恐れない態度が不良先輩達に気に入られ、

懐柔されそうになったこともある。


でもはっきり言って、そういった連中は詰まらなくて、

付き合う気になれなかった。


外に出ると僕は「不良」のレッテルを貼られたけど、

実はバーバパパが好きだったり、

一人で何かを作って遊んだり、

音楽をしたり、

本を読んだり、

そんなことが好きなただの少年だった。

学校をさぼって、仲間と昼間から酒を飲みながら繁華街で騒いだりもしたけど、

生意気なフォークシンガーと喧嘩したり、

暴走族にエアガン撃って遊んだりもしたけど、

それでもグレムリンを観て「ギズモを作ろう!」と本気で考えるような奴だった。


昔の夢を見ると、

「今だったらどうするだろう」と考える。

たとえば不良に絡まれた時、僕はきっと問題を避けるように無難な態度を心掛けるでしょう。

悪い大人に絡まれたら、警察を呼ぶと思う。

決して殴ったりはしないと思うんです。

おそらくね。

社会人としての自覚があるし、

大人になって丸くなったのもあるんだと思います。


ただ、

学生時代に味わったような、一人で痛みを抱える感覚や、

喧嘩して怪我をした日には、親に心配かけないよう隠れるように帰宅した感覚。

そんな感覚を忘れたくない。


僕の親は何度も学校に呼ばれ、

時には裁判所にまで同行してもらわなければならないこともありました。

大人になった今、今度は僕が大人として振舞わなければならない番です。

それでもやっぱり、

あの頃の自分の孤独感は忘れたくないんです。

大人には誤解され、

誰にも理解されず、

ただ強がるしかなかった孤独。

親にも先生にも誰にも理解されず、

不当に責められることも少なくなかった。

大人の理解を得られなかったからこそ、

そんな大人になりたくないと常々思います。


今は「社会」という強い味方がいます。


でも、


社会はずっと僕の敵だった。


不良に属することがなかったように、


社会に順応はしても、


そこに属してしまっては駄目だと感じる僕の感覚は、


どこか狂ってるのかなあ。


ところで僕は元気です。