シッキーvs風邪っぴきマイケル~後編~
実況:「さぁ、最終ラウンドいよいよゴングです」
解説:「11ラウンド終了間際のダウンはまずかったですねーこれでもう判定ではドローも期待できませんよ」
実況:「相手をノックアウトするしかないという状況ですね」
解説:「ですね。苦しいなー」
実況:「形勢的にはどうでしょう」
解説:「シッキーはボディブローでかなりスタミナを奪われてますしねー、さっきのダメージを引きずったままで最終ラウンドを迎えることになるでしょう。一方風邪っぴきマイケルの方も少々スタミナが切れてきてはいますが、シッキーよりは遥かに余裕があると思いますよ」
実況:「さぁ!最終ラウンドのゴングが打ち鳴らされました!両者中央へと詰め寄ります」
解説:「シッキー出ていきましたね。もう仕掛けていくしかないでしょう」
実況:「おーっと!激しい打ち合いです!早い早い!風邪っぴきマイケルのジャブが入ります!」
解説:「フットワーク軽いなぁ!疲れてるはずなんですけどねえ、シッキーももっと足を使わないとダメですよ」
実況:「あーっと!風邪っぴきマイケルの左フック!」
解説:「危ない危ない!あーこりゃダメだ!」
実況:「ダウーン!・・・・・・お!?おーっと!?」
解説:「あれ?何が起こりました?」
実況:「風邪っぴきマイケルダウンです!風邪っぴきマイケルダウーン!」
解説:「え?どこでですか?」
実況:「風邪っぴきマイケル立てない!立てない!カウント10!シッキー、王座防衛成功です!防衛しました!」
解説:「うわぁ、これだからわからんな、ボクシングは」
実況:「さて、早速ですが、王座を防衛したチャンピオン、シッキー選手に実況席へおいでいただきました」
シッキー:「よろしくお願いします」
実況:「いやー、大逆転でしたね!」
解説:「一応今モニターで確認しているんですけど、さっきのは何が決め手になったんですか?」
シッキー:「まぁあれですね、抵抗力というか、免疫力・・・って言うんですか?」
実況:「?」
解説:「?」
実況:「ちょっとスロー再生しても、何が決め手になったのか判断つきませんね」
解説;「このアッパーですか?」
シッキー:「いえ、ですから、なんていうか、まぁ抵抗力ですよ。こうなることは初めからわかってました」
実況:「ふーむ、ちょっとよくわからないですけども」
シッキー:「ですから、今回もいつも通りほっときゃそのうち良くなるだろうってな感じで、全力でほっといたんですよ。それが勝利に繋がったんでしょうね」
解説:「ほっとく?」
実況:「どうやらシッキー選手、まだまだ興奮が冷め遣らないようで・・・・・・」
シッキー:「いやいやいや、わかるでしょ。まぁ薬とかは飲みましたけどね、確かに。でも決定的な決め手はやっぱり精神力というか、体に備わっている抵抗力とかじゃないかなー」
実況:「なるほど・・・・・・まぁそれはともかく、防衛おめでとうございます!今後の活躍も期待しています!」
シッキー:「ありがとうございます。あ、僕、仕事あるんでもう行きます」
というわけで、熱も少し下がってきて多少良くなったような気がします。
今日はほとんど寝てました。
遅れた分を取り戻さないと。
紅茶飲みながら朝まで仕事がんばるぷん(´・ω・`)