スパルタンXについて語る
スパルタンX。
ご存知、ジャッキーチェン主演の映画。
言っておくけど、
俺、スパルタンXの日本語吹き替え版のセリフね、
全部覚えたからね。
学生時代とかさ、
やっぱ眠れない夜とかあんじゃん。
君のせいだよ的な夜がさ。
キテレツっつーよりも俺的にはハイスタなんだけどそんな事はどうでも良くて、
そんな夜にはね、
「スパルタンXのセリフを全部頭の中で復唱する」っつーのが、
俺の安眠法だった。
全てをシナリオ通りに頭の中で復唱すると、
それに要される時間は約二時間。
二時間も頭ん中でセリフを復唱していると、
そりゃ眠れる眠れる。
最後まで復唱しきったことねーもん。
どうしても途中で寝てしまう。
そんだけ効果的ってことな。
そんな我が青春的なスパルタンXが、
今日テレビで放映されていた。
字 幕 版 で (; ・`д・´) !
やっぱり字幕版のそれを観ていても
俺の頭の中では吹き替え版のセリフが巡っていた。
未だに覚えてるってのが凄いんだけど、
吹き替え版のセリフと字幕のセリフって大分違うな。
僕ねー、
DVDを買うと、吹き替え版、字幕版を繰り返し何度も観るんですよ。
だから吹き替え版と字幕版が違うってのは重々承知してるんだけど、
それにしたってスパルタンXの違いっぷりには少し悲しくなった。
たとえばねー、
探偵社の社長が逃げた後ねー、
サモハンの元に執事が来てさー
吹き替え版の場合こう言うんだよー
サモハン:「あ、どうぞお掛けなさい。
お引き受けする前にわが社の方針についてご説明しましょう。
不正には関知しません。うん。
おっかない暴力団もお断り。そんな度胸ないんでねー。
それとご用件をどうぞ」
執事:「実は人を探しておる」
サモハン:「新たなる挑戦ですなー」
執事:「人探しの経験は?」
サモハン:「(あっ!)わが社の名誉にかけてお探しいたします!」
と、まぁこういうやり取りがあるんです。
この時点で上記の吹き替え版のセリフとはかなり異なった字幕になってるんですけど、問題はこの後なんですね。この後、執事が「ふーむ、でもこのスペインによると?(舞台はスペインなので、中国人が珍しい)」とサモハンに振った後、サモハンは自己紹介をするのに
「中国人名探偵全身これ知恵の塊!」
って、こんなバカげた自己紹介の仕方をするんですけど、
なんだ、字幕版だと
「 中 国 か ら 来 た 名 探 偵 で す 」
って
おいコラ!
おいコラ!って感じですよ!
ユーモアもクソもないがな!
普通に答えちゃってるよ!
まんまやがな!
ビックリですよ!
スパルタンXの吹き替え版フェチとしては
ビッッックリですよ!
もう既に映画前半のこの時点で「えー!?」って思ってるんですけど、
全編通して「えー!?」のオンパレードでして、
それでもまぁニュアンスの違いや捉え方の違いで許容できるものがほとんど。
でもね、
「中国人名探偵全身これ知恵の塊!」のほかに、
スパルタンX吹き替え版フェチとして許せない箇所がもう一個あった。
最後、
三人揃ってお城に忍び込むシーンがありますね。
そこで、
門番みてーな奴がいる横にジャッキーとサモハンが潜伏するシーンがありますよね。
ジャッキーが木に登って侵入する事を提案するんですが、
そこで太ってるサモハンはね、吹き替え版ではこう言うんです。
「豚はおだてても木に登らない!」
ところが字幕版では、
「 重 力 に は 勝 て な い ! 」
うおーい!
なんつーか、
字幕版の方が面白いじゃん(; ・`д・´) !
デブにさ、
「おい、木登りしようぜ!」つった時、
「豚はおだてても木に登らない!」って言われるよりも、
「 重 力 に は 勝 て な い ! 」
って言われた方がおもろ!
まぁそんなわけで、
一長一短だな。
へふへーん
スパルタンXの吹き替えと字幕についてここまで熱く語れる奴、いると思うか?
多分俺だけだね!
もっとリスペクトしろよな!
それにしても、
スパルタンXの最後の格闘シーンはいつ見ても凄い。
ジャッキー史上で一番いい絵なんじゃないだろうか。
あと、
サモハン、立ち位置おいしすぎる。
さすが監督。
ずるいね。
ジャッキーチェンは別に特別好きじゃないんだけど、
この映画は僕の思い出です。
サモハン大好き。
今日も吹き替え版のセリフを復唱しながら寝ようと思う。