「自分」を「信じる」と書く。





まず自分自身が信じないと
相手にも信じてもらえない

じゃあもしそれが
誰かを愛する気持ちだとしたら…?


「私はあなたのことが好きと自信持って言える」



そう簡単に口にできる言葉でないなと、今はそう思う。

彼と喧嘩した時
私はこの言葉を口にしたが
今になって…本当に心から
そう言えるのかと思い始めてきた。

好きな気持ち、想いは変わらない
むしろ喧嘩が逆に
二人の距離を近付けて
更に気持ちは強くなった


だけど、怖いのだ
言い様のない自信の無さと
おかしな恐怖感

本当に好きなんだろうかと
疑いもしそうな感じ

嫌な暗闇が足元を
誘うように手招いてユラユラ揺れてる

引き込まれないように
前を向いて、彼の輪郭を
逃さないよう見つめている








たった一週間
されど一週間

ただ一つの唯一の救いは…






彼への私の気持ちが
暗闇の圧力に打ち勝っていること。














牢鎖


振り返れば
私は同じところを結局
グルグルしていただけな気がする

どうして、どうして
いつまで経っても
このどうしようもない
苦しさと孤独から
解放されなかったのかと…
答えが見つかった

避けていた過去の痛手を
傷口を一つ一つ
あえて抉るのは痛すぎて
思い返せば思い返すほど
嫌になって逃げたくなったけど
私にとって大切な作業
そして二人にとって
必要な一週間

たった一週間だとしても
物凄く意味のある
きっとそんな時間になることは間違いない


さて………
今までの私なら
こんな過去を振り返るなんてしたら
ベッコベコに凹みまくって
沈んで自己嫌悪に陥って

もうこんな私じゃ駄目なんだ
これからまたきっと
同じ過ちを犯してしまうんだ

なんて言って
ことある毎に
終わらせることを選択してきた


でも違う
今は……彼といる今
そんな選択はしない
いやこの先、終わりを選ぶことなんて有り得ない

確かに痛くて痛くて仕方なくて

こんなに今まで、いやこれ以上に
彼を悩ませて苦しめていたのかと思うと
本当にごめんなさいの気持ちでいっぱい……

だから私もこの痛みと苦しさを
ちゃんと受け止めなきゃいけない
自分のしてきたことをもう一度

見つめ直して、そして
彼にちゃんと想いを伝えなきゃいけない

ううん、伝えたい
彼の心まで届けたい

たくさんまだまだ
気持ちだけ溢れだして
上手く言える自信がないけど

一週間後、自信持って
堂々と伝えられるように
私は俯かず、しっかり前を向く

待ってくれてる彼の為
私が私である為

これからの二人の為





大丈夫。怖くなんてない。

私は彼が心から好き
好きなんだ、大好きなんだ

だから全然、怖くなんてない。












牢鎖


繋いだ手と手を離した時
冷たい未来を見た
立ち込める雨雲
どうして…どうして?
涙が止まらないよ

そんな震える私の為に
あなたがくれたね約束を
でもこの唇は閉じたまま
ごめんね…戸惑うばかりで

ちぎれちぎれに
心は隠しながらも悲鳴を上げた
笑ってる隣でいつも
ただ、ただ嘘が得意になっていく

だけどね
大切なあなたを想って
育む愛が壊れないように
抱き締めているのは本当
本当なの…だから願う

どこにも行かないで
ずっとずっとここに…












牢鎖