長嶋一茂、「スシロー」が迷惑動画の少年に6700万円を請求した提訴で提言…少年に「裏方さんの業務をやらせるのもひとつ手じゃないか」 


 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)は9日、大手回転ずしチェーン「スシロー」の岐阜市内の店舗で客の少年が卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題で、スシローを運営する「あきんどスシロー」が岐阜県の少年に対し約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことを報じた。

 訴訟記録によると少年側は、なめた行為を認めて反省の態度を示す一方、請求棄却を求めて争う構えを示している。

 訴状によると、少年は1月3日、スシロー岐阜正木店に友人と来店。(1)しょうゆ差しの注ぎ口をなめる(2)未使用の湯飲みをなめる(3)回転レーン上のすしに指で唾液を付ける―といった少年の行動を友人が撮影した。動画が同29日までに交流サイト(SNS)上で拡散され、その後、客が大幅に減少した。親会社の株価に影響し、時価総額は同30〜31日に160億円以上下落したとされる。

 スシロー側は、店舗の衛生管理に疑念を生じさせ、多くの客に著しい不快感を与えたと主張した。

 今回の提訴にコメンテーターでタレントの長嶋一茂は一連の迷惑行為での「現実的な落としどころはどこになるのかなというと判決出るまでは分からないんですけど」とした上で「スシロー側がこのアンポンタンな少年にどういう罰を下すのかなというところに注目していて」とし「罰はこの提訴であって、やっぱり少年ということもあって更正できる余地も残さないといけないのかなと思う」などとコメントした。

 さらに裁判は少年側も争う姿勢を見せていることから「最終的には今までの事例でいうと示談金みたいなもので例えば6700万までならないレベルで和解になると思う」と予想した。その上で少年の更生という意味で「個人的にはスシローであれば皿洗いがあったりとか、掃除があったりとか荷物の搬入があったりとか、いわゆる下働きというか裏方さんの方の業務みたいなことをやらせるのもひとつ手じゃないかな。そうするとスシロー側にも企業としての少年を育成する教育する観点からイメージも上がると思いますし、少年もその中で自分を見つめ直し自分がやってきた罪の重さみたいなものを実際に感じる」と提言していた。




長嶋一茂、醤油ペロペロ少年に“労働奉仕”提案 スシローは6700万円賠償要求よりメリット 


 元プロ野球選手でタレント・長嶋一茂が9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、「醤油ペロペロ」の迷惑動画を投稿した少年について“労働奉仕”で反省を促すという案を示した。

 大手回転ずしチェーン「スシロー」の岐阜市内の店舗で、少年がしょうゆ差しの注ぎ口をなめたり、指先につばをつけて回転しているすしにつけるなどした動画を撮影し、SNSで拡散した問題。「スシロー」の運営会社が、少年に対して約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。

 訴訟記録では、少年側は、行為を認めて反省を示す一方で、請求棄却を求めて争う構え。動画は友人と共有するつもりで撮影したもので、拡散の意図はなかったとしている。「スシロー」の客足の減少と動画拡散との因果関係は不明だと主張しているという。

 一茂は「現実的な落としどころ」に注目しているとした上で、提訴されたことそのものが「罰」だとコメント。その上で少年に対して「更生できる余地」を残す必要もあるとした。

 提訴については「今後の事故防止の観点から言っても致し方ない」とスシロー側のスタンスには理解を示した。番組は一般的な事例として「示談となり一定金額を支払って、残りは免除となる」という落としどころを示したが、一茂は「果たしてそれでいいのか」と疑問を投げかけた。

 「個人的には『スシロー』であれば皿洗いがあったりとか、掃除があったりとか、他に荷物の搬入があったりとか、いわゆる下働きというか裏方さんの方の業務みたいなことをやらせるっていうのも1つの手じゃないかなと」と労働奉仕案を提示した。寛大な姿勢を見せることで「スシロー」側にも「企業としての少年を教育するという観点からもイメージが上がる」とメリットがあると主張した。



ロザン・菅、「スシロー」しょうゆ差しなめ少年の“皿洗い”更生案に大反対「できへんやろ」 


お笑いコンビ、ロザンが11日、ユーチューブチャンネルを更新。大手回転ずしチェーン「スシロー」の岐阜市内の店舗で客の少年が卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題で、スシローを運営する「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)が、この少年に対し約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した件について言及した。

菅広文(46)は「とあるコメンテーターが子供は子供やから払えるのかって。それだったら皿洗いしたり裏方の仕事をみたいな、社会勉強させるのが更生の一個じゃないかとおっしゃられてる」と前置きし、「素晴らしいご意見やなと思うんですけど、僕的には大反対」と切り出した。

反対の理由について「『皿洗いとかできへんやろな』ということをしたから。任せてもいいよねと思えない行動をとった」と、少年の迷惑行為の内容を考えると信頼できないとの見解を述べ、相方の宇治原史規(47)も「僕もその感覚はちょっとあります。罰ゲームじゃないから」と同意した。

菅は少年の皿洗いについて「俺はできへんと思ってる。できへんからあんなこと(迷惑行為)してる。それでまた動画撮る可能性もあるわけだから」と信頼に欠けると厳しく批判し、「よくあるやん、こういうこと(悪い事)をやってしまったからボランティアしますって。でもボランティアされてる方、お仕事されてる方からしたら『それできへんで』と思うこと、結構あると思う」と、加害者が反省の意味を込めてできるような仕事ではないと苦言を呈した。




ロザン、「スシロー」醤油ペロペロ少年の「皿洗い」更生案に反論「そういうお仕事されてる方に失礼」 


 お笑いコンビ「ロザン」が11日、自身のユーチューブを更新。大手回転ずしチェーン「スシロー」の岐阜市内の店舗で客の少年が卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題で、スシローを運営する「あきんどスシロー」が岐阜県の少年に対し約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことに関して、自身の意見を語った。

 菅広文はこれまでの経緯を説明した上で、「とあるコメンテーターの方が、子供は子供だから皿洗いしたりとか裏方の仕事をさせるのが更生の一個じゃないかとおっしゃられている。素晴らしいご意見やなと思う」などと前置き。だが「僕的には大反対」と切り出した。

 反対する理由について「皿洗いとかできへんやろなということをしたから。そういうことを任せてもいいよね、と思えない行動をとっている」とし、「僕は皿洗いとか、そういうお仕事されてる方に失礼かなと思った」と話した。これに、宇治原史規も「僕もその感覚はあります。罰ゲームじゃないから」と同調。

 菅は「正直できるかいな。できると思ってるわけ、その方は。俺はできへんと思ってる」と語気を強めた。「こういうことって、自分のしてる仕事の裏方を想像するべきだと思う。それができるか、できへんか。仮にそれができるとしても、それが失礼に当たるのか当たらないのかと考えるのは大事なことだと思う」と真剣な眼差しを向けた。

 宇治原は「賠償額を争うなという声もあったりするけど、僕は正直それは、争うんじゃないかな」とし、「反省しているのはウソではないと思うが、反省しているから許してあげようとは思っていないですよ。あとは裁判に任せて。ただ(賠償額を)を争うなというのは違う」と強調した。




武井壮 スシロー6700万円提訴に持論「かなり厳しい判決を望んでます」「更生は自分でするもの」 


 タレントの武井壮(50)が12日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演。大手回転ずしチェーン「スシロー」を運営する「あきんどスシロー」(大阪府吹田市)が、迷惑行為をした岐阜県の少年に対し約6700万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴したことについて言及した。

 今年1月、スシローの岐阜市内の店舗で客の少年が卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめる動画が交流サイト(SNS)上で拡散。その後、親会社の株価に影響し、時価総額は一時160億円以上下落したとされる。

 スシロー側は岐阜の店舗だけでなく、全国に600以上ある店舗の衛生管理に疑念を生じさせ、多くの客に著しい不快感を与えたと主張。客足が遠のいたとして、得られるはずだった売り上げの他、株価下落や会社の信用低下に伴う損害金の支払いを求めた。

 武井は「ほんとに今の時代、迷惑動画みたいなものがかなりの影響力を持って拡散して嫌悪感や衛生への不安感をあおったりとかに猛烈な効果がある」とし、「だから更生のために許すべきっていう意見が先にくるのは僕は違和感がある」とキッパリ。さらに「明らかに企業に大きな損害を生じさせる行為なんで。これ(6700万円の損害賠償は)かなり低い額ですけどね。逸した利益を考えると。だけど、こういうことをするとこれくらいの賠償になる、これくらいの社会的ダメージを負うっていうことが周知されない限りはいつまでも(こうした迷惑行為が)続くし。僕はかなり厳しい判決を望んでますね」と今回の迷惑行為について持論を述べた。

 そして「更生なんてものは自分でするものなんで。自分の人生をどうするかっていうのは、この先彼(少年)が考えるべきことだし」と厳しく断じた。




「人生終わっても仕方ない」人気YouTuberが6700万円賠償請求の“ペロペロ少年”に持論展開「かわいそうと思わない」とバッサリ 


YouTuberのシバター(37)が6月12日にアップしたYouTubeの動画で、いわゆる“ペロペロ少年”に対して自身の見解を明かした。

“ペロペロ少年”とは回転寿司チェーン「スシロー」で醤油ボトルや未使用の湯呑みを舐め回して元の位置に戻したり、回転レーン上の寿司に唾液を擦りつけたりしていた少年のこと。その様子を収めた動画が1月下旬にネットで拡散されると、運営会社の「あきんどスシロー」は防止策の対応に追われた上に、スシローを展開する「フード&ライフカンパニーズ」の株価が一時160億円以上も暴落する大打撃を受けることとなった。

2月10日「あきんどスシロー」は公式サイトで《今後も絶対にあってはならないと捉えており、刑事・民事の両面から毅然とした対応を行って参ります》とコメント。そして6月8日、同社が少年に対して約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴していたことが明らかになった。

報道によると「あきんどスシロー」が提訴を行ったのは3月22日付。訴状で同社が“動画の影響で客が大幅に減少した”などといい、「影響は深刻で、この問題を放置できない」と主張したいっぽうで、少年側は5月に請求棄却を求め、「反省の日々を送っている」「客の減少は同業他店との競合も考えられる」と反論したという。

損害賠償請求の件は各ワイドショーなどでも取り上げられることに。9日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で「更生できる余地も残さないといけない」として、スシローでの皿洗いや掃除の下働きを提案した長嶋一茂(57)の発言は波紋を呼んだことも記憶に新しい。

そんななか、シバターは12日、YouTubeに動画をアップ。“ペロペロ少年”が損害賠償として6700万円を請求された件について語った。

「この件についてですね、僕は思うのが、なんか結構『ざまぁみろ』みたいな意見があるなか、『ちょっとかわいそうなんじゃないの』みたいな、『これで少年の人生が終わってしまうのって、さすがにかわいそうじゃない』みたいな」といい、長嶋の問題提起に言及。そして「僕はどっちかっていうと“ざまぁみろ派”」といい、こう続けた。

「どうしても、やっぱりかわいそうと思えないのが、少年に正義がないんだよね。正義とか、しょうがなかったみたいな。『これをやるしかなかった』っていう必然性とか。切羽詰まっていたとか。少年のなかの正義がなかった」

「今回のペロペロ少年は悪意しかなかったと思うんだよね」



■「人生終わったっていう風になっても仕方ないと思う」

そして、少年の行為について「何の正義もないし主張もないし、ただ悪ふざけというか。そこに本当に、プラスの感情になるものが一つもなかった」といい、「若気の至りっていう一言で片づけて、『若いんだからしょうがないじゃん』って言って許していいもんなんですかね」と問いかけた。

「そこに悪意しかないのだとしたら、しかるべき罰を受けるべき」とも述べたシバターは、少年に対して「『自業自得やで』っていう風に思いますね」「その瞬間、悪意しかなかった少年に対して、救いの手を差し伸べようとも思わないし、そのせいで人生終わったっていう風になっても仕方ないと思いますね。自分がやったことなんでね」と発言。さらに、こうも述べた。

「見せしめ的に“人生オワタ”にされることによって、飲食業界で同じようなイタズラが今後行われることが少なくなると思うんですよね」

「少年が7600万円請求されて、学校も退学になって、もう“人生オワタ”になってます、っていうのがあると、もうアレをやろうと思わないじゃん」

また、動画の終盤でシバターは「焼かれるものがいても、それはしょうがないことだし『そもそも焼かれるようなことをしたのは自分なんだから、しょうがないよね』って僕は思うんですよね。なんで、僕は少年に対して少しもかわいそうと思わない」とバッサリ断言していた。