慰謝料11万円は妥当なのか疑問視する。安くない?



 名古屋市中川区の60代の女性が「サイバー犯罪の犯人として訴えられている。取り下げにはお金を用意する必要がある」などとウソの電話を受け、現金など合わせて2000万円余りをだまし取られました。

 警察によりますと、2月1日、名古屋市中川区に住む60代の女性の携帯電話に男から「サイバー犯罪の犯人として訴えられている。訴えを取り下げるにはお金を用意する必要がある」などと電話がありました。

 女性は指示に従い、20日までに電子マネー130万円分の利用IDを電話で伝えたほか、4回にわたって現金1900万円を宅配便で送ったということです。

 2月28日に送金を済ませたことを電話で伝えようとしたところ、相手の番号が使われていなかったため、警察に相談したことで事件が発覚しました。

 警察は架空請求による詐欺事件として捜査しています。








 





 

 2月28日夜、兵庫県尼崎市の不動産業の女性(82)が「現金360万円をだまし取られた」と尼崎南署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 同署によると同日午前10時過ぎ、女性宅に病院職員を名乗る男から「息子さんが体調不良で救急診療に来ている。ポリープかも」と電話があった。

 さらに約1時間後、息子を名乗る別の男から電話で「会社のパソコンが壊れ、1千万円以上の損害が出るかも」と現金を用意するよう言われ、女性は同日夕、自宅を訪れた息子の同僚という男に手渡した。夜に帰宅した息子に相談し、被害に気づいたという。