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すると、意見を求められた成田氏は、こう持論を展開したのだった。

「僕はもう唯一の解決策は、はっきりしていると思っていて。結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなのしかないんじゃないかなと。やっぱり人間って引き際が重要だと思うんですよ。別に物理的な切腹だけじゃなくても良くて、社会的な切腹でも良くて。過去の功績を使って居すわり続ける人が、色々なレイヤーで多すぎるっていうのがこの国の問題」


 





成田氏の言う老害とは過去の功績を使って居すわり続ける人のことを言っているのでしょうか。



 





それよりも、ワクチン接種していないほうが感染しなかったのだから、高齢者も含めてワクチン接種しなければ、長生きできたはずと言う人、医療従事者を含めて、ワクチン接種反対している人のほうが酷い話だと思うのだが。


以前にも話したが、私の顔見知りで今でもコロナワクチン未接種の人がいます。その人は、高齢者のワクチン接種は反対で、その理由として当時は、高齢者ほど感染後の致死率が高かったので、高齢者の人が多く亡くなれば、年金や医療費、介護費を減らすことができるからと話していた。
私自身はその人のその考えに対しては反対をした。
しかし、日本の財政問題や子供への予算が少ないなどことを考えると、わからなくもない。他にもそういう考えを持つ若者がいることも知っているからである。
今回の成田氏の発言でまた思い出したのである。



 




 













日本でデルタ株の時に医療従事者や介護従事者がワクチン接種しないときに、どれくらいの感染者数になって、どのくらいの人が死んだでしょうか?
おそらく、感染した人で多くの人が人工心肺装置や人工呼吸器などができなかったでしょうし、医療用酸素不足にもなったことでしょう。
また、2類感染症指定がゆえに、病院やクリニックなどで診察しない医師も多くいたことから、更に発熱外来難民が増えたことになっていたと想像できます。
また更に言えば、5類であったとしても、院内感染が広まり、例えば、内科や整形外科のクリニックで診察していて、そこで感染することで急増していたことでしょう。
患者さん側でも、ワクチンを打ってもクリニックなどの診療所へ定期的な通院を止めた患者が増えていたが、もしもコロナワクチン接種がなかった場合は、さらに控える人が増えていたことでしょう。
医療逼迫で新型コロナ感染以外の病気や怪我などでも死亡が激増したことでしょう。

結論として、日本でワクチン接種をしないと決定したならば、成田氏のあの発言はなかったと言える。と、私はそう思ったのだ。