ラニーニャ現象で今年は厳冬か?前回ラニーニャ発生時は32年ぶり寒冬!南海トラフ巨大地震。山火事。 | 防衛 防災 防犯 防疫 防火
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    時事通信社








    朝日新聞デジタル




















    読売新聞オンライン












     9月上旬に九州西岸を相次いで北上した台風9号、10号が、米国中西部で起きた寒波の遠因となったとみられることが、北海道大の見延庄士郎みのべしょうしろう教授(気候学)の分析でわかった。台風が北半球を東西に流れるジェット気流を大きく蛇行させ、北米大陸の大気の流れを変えた可能性があるという。

     二つの台風は、2日から7日にかけて九州西岸を連続して通過した。米気象局によると、中西部はこの時期としては異例の寒波に見舞われ、コロラド州デンバーでは5日(現地時間)の最高気温は約38度の猛暑だったが、8日午前(同)には気温が0度前後まで急低下した。

     見延教授は米海洋大気局の気象データを入手し、北緯30〜60度の上空を南北方向に蛇行しながら東向きに流れているジェット気流の動きを解析。二つの台風が九州西岸を進んで朝鮮半島付近に達した後、蛇行の振れ幅が通常より強まったことを確認した。

     分析の結果、8日頃には気流が米アラスカ付近からカナダ北部を経て南下し、米中西部へと深く進入する経路を取ったことが判明。見延教授によると、二つの台風の激しい上昇気流でジェット気流が蛇行を強め、北側の寒気を南側へ引き込んだとみられるという。

     榎本剛・京都大教授(気候力学)の話「台風は激しい気象現象なので、周りの大気の流れや温度に大きな影響を与える。今回は台風通過後にジェット気流が蛇行し、異常気象の連鎖を引き起こしたと言える」












    牛山素行 | 静岡大学防災総合センター教授










    あれから2年 北海道胆振東部地震を風化させないために2020/09/09 17:29
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    東海テレビ



















    琉球新報

    (左)沖縄の東の海域で平年より海面水温が高い値を示す2日の海面水温解析図 (右)東シナ海側で平年より低い海面水温の値を示す5日の海面水温解析図(気象庁ホームページより)

     「特別警報級」に発達し、重大な災害が発生する恐れがあった台風10号は予想された勢力にはならなかった。沖縄気象台によると、直前に接近した台風9号や8号の影響で海面水温が下がったことなどが背景にあるとみられる。
     気象台は3日時点で、台風10号は中心気圧915ヘクトパスカルまで発達すると予報。その時点で沖縄近海は記録的に高い海面水温により、台風が発達しやすい状態とみられていた。
     特別警報級に発達しなかった理由について、気象台は(1)台風8、9号が海水をかき混ぜたことで海面水温が予想より低かった(2)上空の乾燥した空気を取り込んだ―ことが可能性としてあるという。気象庁の沖縄周辺の海面水温のデータを比較すると、2日は平年より高い数値を示したが、台風接近時の5日には平年より低くなっていた。これらにより台風を発達させる水蒸気が予想より取り込まれなかったとみられる。今後の詳細調査で判明するという。
     
    今回と同様に台風が立て続けに接近した場合、予想より発達しなかった事例は過去にもあった。琉球大の伊藤耕介准教授(気象学)は2018年の台風25号について、沖縄の南東部で900ヘクトパスカルに達したが「24号が海面水温・海洋表層水温を冷やした海域にさしかかると急激に勢力を落とした」と指摘した。
     当時も1週間で台風が立て続けに接近しており、一時的に海面水温を下げる効果があったとみられる。だが、伊藤准教授は台風による海面水温低下の効果は「せいぜい2~3週間程度」とみており、その後は通常の水温に戻るという。9月中も海面水温は高い状況にあり、今後も台風の発生、発達に注意が必要だ。








    関口威人 | ジャーナリスト







    東海テレビ







    【東日本大震災から9年半 忘れない、立ち止まらない】人生を破壊する「破傷風」の恐怖 無防備な格好で奉仕作業…決して“美談”にしてはならない2020/09/10 17:15夕刊フジ








    夕刊フジ



















    MAG2 NEWS









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    10人死亡約7万棟が浸水…『東海豪雨』から20年 被災者らが教訓語り継ぐ集会 「伝え続けなきゃ」2020/09/11 11:25

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    東海テレビ








    京都新聞
































    AFP=時事

    気候変動がどのようにして山火事を悪化させるのかを示した図解。【翻訳編集】 AFPBB News

    【AFP=時事】気候変動が山火事を悪化させている要因について、図解でまとめた。

    【関連】山火事の消火についてまとめた図解

    ■山火事が多い季節の長期化

    山火事の多い季節は、以前は2か月だった。現在は5か月~1年中にまで拡大している

    ■暑さと乾燥

    高温と干ばつは、山火事に理想的な状況をつくる

    ■枯れ木の増加

    火災の燃料となる枯れ木、低木、草が日照りによって増加

    ■乾燥に耐性のある植物

    湿気を好む植物が、乾燥に耐性がある燃えやすい植物に代わる

    ■木食い虫の侵入

    気候温暖化により、木食い虫が北上。木が食べられ、可燃物が増加

    ■乾いた木は水を求める

    乾いた木はできるだけ水を吸収しようと根を深く生やすため、土壌がさらに乾燥する

    ■落雷

    温暖化により火災の原因となる落雷が発生しやすくなる

    ■悪循環:山火事が地球温暖化を悪化させる

    森林が燃えると、木と土壌に蓄積された二酸化炭素が放出され、地球温暖化が悪化する

    ■制御不能な炎

    気候変動で激しさを増した炎が消火活動を妨げる

    【翻訳編集】 AFPBB News












    サンデー毎日×週刊エコノミストOnline








    熊本日日新聞

    〝最強台風〟が熊本県内に接近した前週末、あなたの備えは? 最大級の警戒が求められた台風10号について、熊日「SNSこちら編集局」(S編)は9、10日、公式LINEのアンケートで当時の行動を尋ねた。大半の回答者が何らかの備えをしたことが判明。指定避難所以外への避難行動を取った人も少なくなかった。熊本地震や熊本豪雨の経験から、高まる防災意識がうかがえる。日ごろの備えの大切さを再認識したとの声も目立った。

     台風10号は7日未明、県内に最接近。全45市町村が設けた指定避難所690カ所に、県人口の2・4%に当たる4万2千人近くが身を寄せた。

     アンケートには県内を中心に1756人が回答。指定避難所に入ったと答えた人が3・9%に当たる69人だったのに対し、「家族・親族宅」に避難したのは156人(8・9%)。「ホテル」も41人(2・3%)いた。

     災害避難では現在、新型コロナウイルス感染を懸念し、分散避難の必要性も指摘されている。「高齢の父母を連れて初めてホテルに避難」(50代男性、八代市)など高齢者を伴う対応が多かった。


     具体的な備えで「特になし」と答えた人はわずか0・8%で、大半が“最強台風”を警戒。▽懐中電灯や乾電池を準備、携帯を充電94・7%▽水を確保90・3%▽非常食を準備86・6%−などが目立つ。

     他に準備したのは▽生活用品や薬、貴重品など55・8%▽マスクなど新型コロナ対策用品50・4%−など。防災の専門家が重要視する「ハザードマップで浸水想定区域を確認」は32・9%にとどまった。

     ▽風で飛ばされそうなものの片付け・固定95・7%▽窓ガラスにテープや段ボールなどをはった72・5%−と暴風への備えも。ただしガラスの飛散を防ぐ養生テープの売り切れが続出。多数が「事前に準備すべきだった」(30代男性、宇土市)と教訓も残した。

     熊本地震や熊本豪雨での経験を▽大いに生かせた32・0%▽まあまあ生かせた58・8%−と9割の人が防災対策上の刺激を受けていた。熊本市の30代女性は「地震で水の大切さを実感したので、台風への備えでは初めて浴槽に水をため、飲用水も確保」。豪雨で被災した人吉市の50代女性は「これ以上、街が壊れるのを見たくない」との思いで対策を講じたという。


     事前の警告と実際の被害を踏まえ、「気象庁はもっと正確な情報を出せるようにしてほしい」(60代男性、熊本市)との要望もあったが、「最大級の呼び掛けのおかげで計画的に準備できた」(40代女性、熊本市)と肯定的な声も多数寄せられた。(小多崇)