術後約3週間(退院後約2週間)で、SICDの状況や傷口チェックのための受診がありました。

先に退院後から受診までの経過を書きます。
退院後数日は、胸に力が入る動作は痛みがありました。

咳やくしゃみが出そうになると、その息を吸い込む動作でリード線を結紮したところに痛みが出て、咳やくしゃみが止まってしまいました。でも、1週間程度で普通に出るようになりました。突っ張る感じはありますが、痛みはありません。

SICDではICDと異なり、左手を自由に動かしてよいとされてますが、こちらはSICD部分の皮膚が突っ張る感じがあり、退院後2週間間くらいしてからほぼ真上に上げられるようにらなりました。
それで気づいたのですが、左手を上げるとSICDの全体の形が皮膚にはっきり目立ちます。私は瘦せ型なので、より分かりやすいのでしょう。

動作時の違和感が大きいのは、入院中からもそうでしたが、寝ている時です。重みでSICDが背中側に引っ張られているせいなのか、リード線が引っ張られているような感覚があります。
それでもSICDがある左側を下にして寝られるようになりました。

全般的には、気になることは多くても、SICDを入れる前の日常生活動作はほぼ可能となりました。


受診日の数日まえに、自宅に、自宅用のモニタリング機器が届きました。電源と
USBを繋ぐだけの簡単セッティングでしたが、初期設定をしていたのか、OKの表示になるまで30分くらいかかりました。ボタンは1つしかないので自分で設定することは何もありません。


さて、受診時の話ですが、
SICDを入れる前の定期受診と同じく、まずは心電図検査があります。今回はSICDが入ってその部分が出っ張って入る上に傷口もテープやボンドがついたままの状態なので、検査技師さんが電極をつける場所に困ってましたが、結果、うまくとれたようです。

その後、医師の診察があり、傷口のテープを剥がしてもらいましたが(ボンドも一緒にとれたらしい)、傷口はキレイで問題なかったそうです。
術後の痛みが引いてから、軽く腕立てや腹筋をしてみていたので、今後は元通りトレーニングして大丈夫だと安心しました。
また、診察と合わせて、SICDのメーカーや工学技師?さんによるSICDのチェックがあり、治療エピソードなし、ショックエピソードなし、無治療エピソードなし、電池100%と何も問題ありませんでした。これまた家ではIHのスイッチの入り切りを手を伸ばしてやったことがあったのですが、影響なかったようなので、料理はできなくても、温めるだけなら大丈夫そうです。