術後2日目です。
平らなベッドでも自分で起き上がることができました。
抗生剤の点滴は昨日でお終いです。
この日から飲み薬に替わり、5日間飲みます。

10時に手術の助手の医師(=EPSとトレッドミルの担当医)が病室に来て、手術の傷痕をフタしていた保護テープ(大きな絆創膏のようなもの)を剥がしました。
それまでも毎日数回、主治医を含む複数の医師や看護師さん達が保護テープの上から、新たな出血や傷口付近の腫れや膿がないかチェックしていました。そして異常なしでした。
保護テープを剥がしてみて、何も問題なし、とのことでした。

水曜日に看護師さんから説明を受けてましたが、傷口は吸収糸と呼ばれる溶けてなくなる糸で縫ってあるので抜糸の必要なし、その上から医療用のテープとボンドで留めてあり、これは術後3週間の定期健診時に医師が剥がしました。

SICDの手術では3ヶ所を切ります。
①本体を入れるところ。左脇の下というか左脇腹。正確に言うと、左第5及び第6肋間腔近傍の中腋窩線付近だそうです。どこだそりゃ。ここを5~7cmくらいですかね。
②剣状突起の位置。横に2cm。剣状突起は左右の一番下の肋骨を中央に向かってなぞっていった中央部分です。
③剣状突起から上に約14cmの位置。こちらも2cm程度。

②と③はリード線を通すため、また筋膜に結紮するために切開します。

3ヶ所とも問題なし。でシャワー許可がでました。
水曜日に暖かいタオルで体を拭いてますが、シャワーを浴びた方がさっぱりしますね。
看護師さんからシャワーを浴びる際の注意もありました。シャワーを直接縫合部に当てたり、タオルでこするとボンドやテープが取れてしまう可能性がある。なので、泡で優しく洗って、シャワーを直接当てないように説明されました。

シャワーの30分前にロキソニンを飲んでおいたものの、動きによっては痛みがあり、看護師さんからのシャワーの手伝いの必要を聞かれたとき、お願いしたい気持ちもありましたが、妻が横にいる状況で頼めることでもなく、実際、介助なしでやってみたところ、ほとんど問題なく浴びることができました。