99年の愛 ~Japanese Americans~ | Love & Soul

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ちょっと真面目な記事です・・・・にひひ

先々週の木曜日から週末にかけて、5夜連続で放送されてました、橋田壽賀子脚本のドラマ「99年の愛~Japanese Americans~」皆さん、ご覧になられました?


海外在住の方は、ご覧になられていないかと思いますが、色々と考えさせられる、そして、一人でも多くの日本人に見て欲しいと思う作品でした。


現在放送中の同橋田壽賀子脚本の「渡る世間は鬼ばかり」も、とうとう最終シーズンを迎えておりますが、ここ数年、家族が見ている横でたまに見ていても、出てくるセリフが時代錯誤もいいとこ・・・もう橋田壽賀子の時代は終わった・・・と、感じていました。

そもそも、彼女の考え方(と言える程詳しくは知りませんが・・・)があまり好きではなかったので、ドラマを見ても、終始画面に向かって「ありえませぇーーーん!!!」と叫んでいたくらい・・・にひひ


ただ、この「99年の愛」が放送される前日に、彼女のこの作品に対する意気込み、書きたいと思ったきっかけ、そしてこの作品を通して伝えたいこと、それらを聞いた時から、とても興味をそそられ、録画をしてまで5夜分全て見ました。


ストーリーを簡単に説明すると、アメリカの日系移民が1920年代に初めてアメリカへ渡り、酷い人種差別を受ける中、第二次世界大戦が始まり、そして現代の様にアメリカ人としてアメリカ人から認められるようになるまでの99年間の物語です。

橋田壽賀子は戦時中に生まれ、彼女の幼少期はずっとアメリカ人からはJAPと蔑まれていた日本人なのに、今ではイチローの様に、アメリカ人から称賛される日本人が出てくる程になった。
なぜ、アメリカ人は日本人を受け入れる様になったのだろうか?


それが、この作品を手がけようと思ったきっかけだったようです。


自ら、以前は完全なる反米主義者で、アメリカ人が大嫌いだったという彼女ですが、この作品に書き残した事実を知って行くうちに、自分が知らなかった色々な歴史を知ることになり、これは一人でも多くの人に伝えなければいけないという使命感に駆られたようです。


私は、幼い頃から、何故か第二次世界にとても興味がありました。
祖父母があまり戦時中の体験を話してくれなかったというのも影響しているのかも知れませんが。

夏休みになると必ず、特に原爆の日や、終戦記念日にはNHKなので被爆者体験談等の特集が朝から組まれていましたが、ずっとテレビにかじりついて見ていたのを思い出します。

そこで、こんな酷い戦争は絶対に繰り返してはいけないんだ!ということを、強く心に感じていました。

そんな頃から30年近く経ち、この作品に出会い、また新たな感情が私の中に沸いてきました。

うまく伝わるか分かりませんが、私のこの作品を通して感じたことを綴っていきたいと思います。



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白人ではない移民を受け入れ、想像以上によく働く日本人が、飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大していく勢力に恐怖を感じたアメリカ人は、いつからか、人種差別という武器を使って多くの日本人に圧力をかけるようになっていました。

でも、その圧力に屈しなかった力強い精神力を持っていた私達の先祖。

そういった不屈の精神を持っていたからこそ、こんな小さな島国でも欧米諸国と肩を並べられるようになった日本。

彼らの精神力には、改めて脱帽しました。

そして、精神力だけではどうにもならなくなってしまった第二次世界大戦。

苦渋の決断の中、アメリカ国籍を取得できた二世の青年達の一部が、アメリカに忠誠を奉げ、アメリカ国軍として参戦していきます。

なんとか、アメリカ人として、この地で認めてもらおうと、大和魂を掲げて、素晴らしい功績を残す日系人部隊。

彼らの活躍を国が認め、戦後、その功績を全米に放送することによって、少しずつ受け入れてもらえるようになった日系アメリカ人たち。

私は、この事実、日系人部隊という存在をこの作品を通して初めて知ったのですが、本当に戦争とは皮肉なものだと思いました。

きっと、彼ら、日系人部隊はこういう結果を望んで、自分たちが活躍すれば、JAPではなく、アメリカ人としてアメリカに受け入れてもらえると信じて、戦線で活躍していたことでしょう。

彼らの活躍は、アメリカ国軍の中でも一番多くの勲章を受けるほどの大活躍だったそうです。

戦争での活躍=戦死者の数(割合)という方程式は否めません。

多くの戦死者を出し、そして前線を押し上げていった。

そうして、やっとアメリカに受け入れてもらえるようになった日本人。

そして、私はこうも思いました。

まさにこれこそ、GIVE & TAKEの世界。

自分たちの利だけでなく、アメリカという国に対しても私たちは貢献しているという姿を見せて初めて本当の意味のある市民権をもらえる。

時代が時代だけに、それが戦争での活躍ということになってしまったのかも知れませんが。

一方で、日本は唯一の被爆国です。

そして、その2つの大きな忌まわしい原爆を落としたのはアメリカ国軍です。

私は、この作品を見終わった後、一つの疑問が頭から離れません。

日系アメリカ人が、アメリカに受け入れられるようになったことは、歴史の事実が物語っている。

理解ができるし、納得もできる。

では、日本にいる日本人が、アメリカという国を、アメリカ人を受け入れられるようになった「きっかけ」とは何なのか?

戦後数年間、日本はアメリカの占領下にありました。

もちろん、その間に軍事国家から民主国家に変わり、天皇は日本国の象徴へと扱いが変わり、今の、現代の日本の土台が作られました。

そこに、アメリカからの援助は多くあったことでしょう。

でも、なぜ、空襲のみならず、原爆を投下した国を日本人は受け入れられるようになったのでしょうか?

私は決して反米主義者ではありません。

他の日記を読んで頂いても分かるように、ニューヨークとハワイが大好きで、私のパスポートのスタンプの半分以上はUnited Statesと印字されています。

でも、この疑問が頭を離れないのです。

私が生まれた頃は、既に反米感情というものは日本にさほどありませんでした。

母は若い頃エルビス・プレスリーに熱を上げていたほどですし、父もハリウッドのミュージカル映画が大好きでした。

そんな環境で育ったわけですから、よほどのことがない限り、特別に反米感情を抱いて成長するようなことはないでしょう。

アメリカ人の友達も、多くはありませんが何人かいます。

彼らとも仲良く交流しています。

こんな風になれるまで、日本人の中で何が起きていたのか・・・

とても興味をそそられます。


日本人を変えたアメリカ人。

アメリカ人を受け入れた日本人。

ここにも、何か多く知られていない歴史がありそうですね。。。



<参照>

TBSオフィシャルページ「99年の愛~Japanese Americans~」

日系人部隊「第442連隊戦闘団」 ~Wikipediaより



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