ふとした折にカジノの記憶がよみがえるとき、よみがえるのはいつも感情が大きく動いた勝負なり、時間である。例えばここ数日は、マカオは半島側のウィンで、1,000HKDと5,000HKDチップをポケットの中で間違え(1万HKDチップではなかったと思う)、負けが込んで朦朧とする意識のなかで、それを5枚ほど重ねたうえで歩行中にフラフラと飛び込みベットし、ノーモアベットでチップ間違えに気づき瞬間的に手汗が噴出し、バカラのテーブルに送風機がついていることを初めて知った記憶がよみがえった。
コロナ前の数年間、バカラではほぼ1,000HKDのフラットベット、ハズレてもまぁこんなもんかとメンタルを整え、他の種目も併せるなかである意味「負けない遊び方」を身に付けつつあったが、記憶としてよみがえるのは、いつもその前の時代の、滞在中の戦績もメンタルも、思いっきりアップダウンしていた頃のものばかりである。
これは人生においても言えるのものなのかもしれない。死ぬ直前に思い出すのは感情が動いた思い出ばかりなのかも。決して安定化しないよう、自身に言い聞かせねば。
さて、当然のことながら2021年の海外渡航はゼロ。連休の際は国内のどこかしらに出掛け、連休のない月は近場の温泉宿に行った。
9月の連休は人生初となる秋田へ。
きりたんぽとはこんなにうまいもんなのかと思った。
写真は行った店の店頭にあった模型。
角館の武家屋敷。青柳家の趣味人としての豊かさが記憶に残る。
乳頭温泉の「鶴の湯」
田沢湖。たつこ像に「うぐい」。もちろん獲ってはいけない。
男鹿半島ではなまはげ。妖怪だと思っていたら慣習だった。
10月は箱根1泊、11月はコロナ後に初訪、3回目となる瀬戸内海の大久野島(広島県竹原市)へ。一応無人で、宿泊施設がひとつの島(休暇村大久野島)。
島にはうさぎの他に、旧日本軍の廃墟も。
「喫煙許可」とはめずらしい表示、いつ書かれたのだろうか。
風光明媚です。
福山市の鞆の浦に立ち寄り、
人生初となる岡山県へ(倉敷のみ)。
定番の美観地区とコンビナートの夕景。
2022年も国内のみとなるのか、1回ぐらい海外に行けるのか。まだわかならいけど、国内に行きたいところもけっこう出てきた。2021年と同じぐらいのペースになると思うけど、こつこつ出かけたいと思います。
おしまい