家具の転倒を防止する法
家を建てるときに、家具はできるだけ造り付けにして、食器棚や本棚、タンスなどのいわゆる置き家具を極力少なくするのが最良の方法です。とはいえ、今すぐ家を建てたり、家具を造り付けにすることができるわけではないので、現実的な方法で最も簡単なのは、市販の転倒防止器具を利用することです。一口に転倒防止器具といっても、いろいろな形状のものがあるのですが、いずれも、適切な方法で利用しなければ意味はありません。家具や壁・天井などにキズを付けたり、釘を使ったりしないものも多いので、賃貸住宅に住んでいる人でも、取り入れることができます。価格は、1,000~5,000円程度のものが多いようです。
例えば、天井と家具の間に器具をはさんで、突っ張るように固定するものや、壁と家具を金具などで固定するタイプの転倒防止器具は、1箇所だけに取り付けるのではなく、バランスよく2箇所に取り付けます。また、取り付ける位置も背面の壁や、家具の端に近い位置に取り付け、家具の揺れが大きくならないようにします。
家具の下部の手前にはさむ転倒防止シートタイプの場合は、家具の重心を後ろに維持できるので、大きな揺れの際にもはずれにくく、中の本や食器も飛び出しにくいようです。
ものの収納の仕方で倒れにくくする
収納の仕方ひとつで、さらに家具を倒れにくくすることもできます。それは、家具の重心をできるだけ、低い位置にすること。つまり、重いものを下のほうに、上の方には比較的軽いものを収納するようにします。重いものが下にあれば家具の重心も下にあるので、揺れた場合に倒れにくくなります。
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