連日の酷暑で体調管理が難しい頃です。

この暑さで最も気をつけてほしい場所が「脳」

脳は暑さに弱く、脳温度が40.5℃を超えるとタンパク質が変異始め、機能障害を起こします。

この変化は非可逆的で元に戻らないので、熱中症による後遺症の原因となります。

 

暑い場所からの避難や水分補給は大前提ですが、併せて脳の温度を狙って下げる「選択的脳冷却機構」を活かして脳を守りましょう。

 

鼻の奥には多くの血管があり、脳に到達する血液を冷ます働きもあります。

効率よく脳を冷ますには4-7-8呼吸法がオススメです。

 

①体温より低い温度の空気を鼻から4秒かけて吸い込む

②7秒間息を止める

③肺で温められた呼気が鼻を通らないよう、口から8秒かけて吐き出す

※深呼吸に慣れていない場合、苦しくなる事があります。その場合は2-4-4秒で試してみましょう。

 

この呼吸法は脳の温度を下げるだけでなく、

・リラックス効果

・血流改善

・便通改善

・代謝UP(ダイエット効果)

・免疫力の向上

なども期待できます。

暑さに負けない習慣の一つに加えてみてくださいね。