「生理痛は無くてあたりまえ!」
そう聞けば驚かれる事が多いのですが
漢方の世界では常識です。
生理とは子宮内の内膜を排泄する現象ですが、
排泄する際、子宮はダイナミックに動きます。
収縮し、トマトケチャップを容器から出すときのように
外から中に向けて力が加わります。
その時、プロスタグランジンという筋肉を収縮させる物質が作用するのですが、
経血がスムーズに排泄できないと、プロスタグランジンが増量され収縮力が強まります。
子宮が握りつぶされたような感覚に陥る原因になります。
なぜスムーズに排泄できないのか。
痛みがあるという事は怪我や病気と同様に、異常があるという証明になります。
筋力不足、冷え、ストレスなどにより、子宮の動きが妨げられている事が発端となります。
子宮の動きの妨げとなる原因を解消する事により、生理痛が解消します。
婦人病に進行する前に、生理痛としっかり向き合いましょう。