「わたくし、そろそろ新しいステージに向かおうと思うわ」
「日向ぼっこポイントも有ったし」
「暑い夏も」
「涼しく過ごせて」
「今以上の淑女になっていると思うわ」
「楽しみにしてる事ね。」
「でも、急に居なくなったら、ご主人も小娘も皆さんも寂しがると思うから」
「しっかり見てるんだから、サボるんじゃないわよ?」
「…じゃぁね。」
「バイバイ…」
四月某日、看板猫のチョコが虹の橋を渡りました。
獣医さん曰く、心臓が原因ではないかと仰りました。
ヒキコモリ生活が長く、でっかい図体でしたからね。
セッカチで、暴君で、人見知りで、抱っこ嫌いなチョコ。
大きくて、腹ペコで、フワフワで、寂しがりやで、私達の大好きなチョコ。
ありがとう。
余談
チョコ姐さんの忌明けと、家内の出産予定日が重なっています。
人間道に転生してくるつもりでしょうか