能登半島地震のこと | 侍は背中で語る

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男のような女のような不思議な生き物のたろーです。

日々のいろいろなことをせっせと書いてます。
心の整理をここでしている感じです。

前を向くために。

能登半島地震からひと月が経ちました。


徐々にではありますがライフラインの復旧、

道路の修復等進んでいます。


私はソフトボールをしています。

輪島市の門前はとてもソフトボールが盛んで

立派なソフトボール専用の競技場もあり

大きな大会などで何度もお世話になりました。

高校では能登地区の選手とも交流があり、

中には会えば軽口を叩くような間柄の人もいました。




そんな人たちが生まれ育った場所が

まるで空襲を受けたような様になっていることに

どれだけか心を痛めたろうと思うと

言葉では言い表せないとても苦しい気持ちになります。


私は昔、今住んでいるところとは違うところに居たのですが

大阪から帰省して帰ってきた時、

都会化が進んでいて建物はおろか道路も変わっていて

悪いことでは無いのに昔のさまで無いことに寂しくなったりしたものですが…

輪島のこの映像は私が感じたそれよりも

激しく苦しいものでしょう。

初めて見た時は頭を殴られたような気持ちになり

悲しいどころではなかったです。


ふるさとが変わってしまった。

こんな形で…

そう思う当事者が知る現実はもっと過酷でしょう。



私には守らなければならないものがあるから

その地区の人たちのために出来ることは少ない。

けれど出来ることがない訳では無い。

道路が寸断され家が壊された人々の復興は年単位のものになるだろう。

私がやれることは絶やさないこと。

忘れないこと。


今はそれでいい。

みんなも出来ることをやってください。