薬を渡すことと、背中を見送ること | 渋沢どうぶつ愛護病院のブログ

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日々感じたことを、ときどき綴ります。

 

薬を直接飼い主に自分で手渡しするようにしている。

 

自分で処方して調剤した薬を、自分の手で飼い主に渡す。

責任の面から考えれば、当然のことではある。

 

薬の副作用、飲ませる・塗る時間帯、飲ませ方・塗り方など、

知っておいてほしいことや細かいさじ加減、ニュアンスを伝える。

 

飼い主も聞きたいことがあるだろうし、

対面していれば、それにもすぐに答えられる。

 

投薬・与薬、服薬指導は、

飼い主の不安の払拭であり、

改善を期待する願掛けでもある。

 

結果的に、

お帰りのときのお見送りもできるので、

やるようにしてよかったと思っている。

 

 

 

院長 渡部伸一