読売新聞に「人生相談」というコーナーがあるのをご存知でしょうか?
相談者の様々なお悩みに対し、
作家さんやら大学教授やら、
さまざまな分野の識者たちが誠実に回答するという趣向なのですが…。
毎回とても面白くてですね。
相談内容もなのですが、
私が一番の醍醐味だと思っているのは
「識者がどう切り返すか」という点です。
明かに「それ、あなたの感覚ズレてない?」と思うような、
変な「相談事」もあるのです。
でも、相談してる本人はそのことに気付かない。
自分の悩みが、非常に自分本位であることに気付かない。
案外、悩みなんてそんなものなのかもしれません。
誰にも話せずに一人胸の中で悶々と悩み続けるうちに、
奇怪に捻じ曲がって制御不能になってしまう。
質問に答える「識者」たちは、
多くが一芸に秀でた、その道の「成功者」なので、
とても機知に富んだ常識的な回答を寄せてくれます。
彼らの視点を借りることで、
悩み自体が解決しなくても、
ちょっと立ち止まったり
冷静になったりできるんじゃないでしょうか。
例えば、2026年9月3日の相談では、
「理想が高すぎて婚活が難航している」
という30代女性が登場しました。
相談者さんは
「AB型や一人っ子の男性はちょっと……」
と条件を絞っているそうなのですが、
これに対する回答者のツッコミには私も大いに賛同してしまいました。
「血液型でAB型は対象外って、さすがにおかしくないですか?」
という主旨のバッサリ感(笑)
相談者さんは「AB型ってなんだかクセがありそう」と思っているのでしょうが…。
それはすごい偏見だなあと思いつつ、
それが偏見であることに全く気付いていない相談者さんの書きぶりが
面白いなぁと思ったりして。
ものの見方は人それぞれ。
違うレンズを通すと同じものでも異なって見えるから、面白いですね!
