志音会オーケストラ | 音楽な日々

志音会オーケストラ

松本深志高校音楽部のOBOGで創られた志音会オーケストラの定期演奏会です。シューマンの春は、シューマンがクララと苦労の末やっと結婚ができた、その喜びの中から生まれたシューマンの1曲目の交響曲です。繊細でロマンティックな名曲ですが、その魅力を引き出すには、極めて精緻で繊細な感覚を要し、オーケストラにとって非常に難しい曲です。ひとときも気の抜けない繊細さに満ちた曲ですが、シューマンの困難を乗り越えようとする強い推進力と、その苦難を乗り越え、愛を勝ち得て、成し遂げた溢れんばかりの喜び、そして神への感謝に溢れた、それはそれは感動的な曲です。志音会オケの皆様、熱心に練習に取り組んできてくださり、素敵な演奏会になりそうです。

お時間がございましたら、ぜひ聴きにいらしください。