おなご学生はん、京の町家生活いかが? | 京都のニュースを京ことばで

おなご学生はん、京の町家生活いかが?

明治に建てられた京都市上京区の町家が、おなご学生向けの賃貸住宅として生まれ変わった。立命館大の学生が協力し、町家の趣を残しつつ、若モンが快適に住める工夫を施したんやて。
おなご学生向けのレディースマンションならぬ「レディース町家」として注目を集めそや。

上京区の山中油店が同区新出水通千本東入ルに所有しはる10軒棟続きの長屋の1戸を約1千万円かけて改修したらしいえ。立命館大の乾亨教授(まちづくり論)の学生15人も計画段階から参画し、シトリ暮らしの学生にアンケートをしてニーズを探った。

1階には16畳の共有スペースと4畳半の個室、2階には7畳半の個室二つがあり、3人が共同生活でける。
アンケートで「ワンルームマンションはキッチンが狭く、料理しづらい」との不満がおしたため、3口こんろの付いた最新のキッチンを備えた。おなご学生の声を生かし、ブーツの入る玄関収納や飾り棚も作った。

入居開始は来春を予定しており、学生1人につき月6万円程度の家賃を想定したはる。
17~20日の昼から1時~5時に内覧会を開く。問い合わせは山中油店Tel:075(841)8537。

出典:京都新聞 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009121500154&genre=K1&area=K00