お見合い二人目。
ゴッツさんに少し疲れを感じている私は、今日の新たなお見合いに少し期待していた。


もしかしてーもしかしてー今回出会っちゃうんじゃないのー?!運命の人にー?!?



という謎の予感。謎のテンション。





会ったのは、ホソブチくん。



10分前に待ち合わせ場所に到着。
まだかな…ホソブチくん。
外で待とうか、店内で待とうか…。
うーん、寒いから店内で待とう!と中へ入った私。

店員さんに案内されているところに…、必死に私を凝視してる男。はい、ホソブチくん。
店内にいるなら、いると、連絡くれないかしらね?
私、少し外で待ってたのよ。





はい。イラッとしたけどー、持ち直してー。
こんにちはーはじめまして☆



ホソブチくん…声小さいよ…。
耳がよい私。一生懸命聞く。
私の声は標準なみの声量だと思うが、ホソブチくんに聞こえない言葉もあるようだ…。






良い人だったよ。
でもね、弱いよ…。





なんていうか…本能がぴくりとも動かなかったわ…なんていうかさー、動物的本能皆無の男性って、こういうのなのね。つまり、草食系ね。狩りの本能なんて、まったくないのね。でもさ、やっぱ遺伝子的にはさ、狩ってほしいのよね、私は。




お茶して、エンド。
これからどーするかは未定。






そう考えるとゴッツさんの方がいいのだろうか。
まぁ、ゴッツさんに狩られたい気持ちもまだないのですけどね。