小説「ジヴェルニーの食卓」を読みました。



原田マハが描く四つの物語。

マティス、ドガ、セザンヌ、ルノワール、天才画家を身近に見てきた人物を主人公にしながら、その人物像を浮かび上がらせます。

天才、奇才と呼ばれる芸術家の苦悩や家族関係など、フィクションを織り交ぜながら物語を紡いでいきます。


原田マハのアートをテーマにした小説は、画家の作品の裏にある人生の物語のイメージを膨らませます。その想像力の豊かさにいつも驚かされます。