今日は、先日の就学相談の結果を聞きに行ってきました。
田中ビネー知能検査、WISC-Ⅳ知能検査の結果は、
IQ85。
「平均値は90~110。平均より低いが、知的障害はない。」
という説明でした。
また、S-M社会生活能力検査の結果は、
社会生活年齢が2歳7か月。
身辺自立や、自己統制(感情のコントロール)などが低く出ました。
これは、親の聞き取りによる検査なので、あくまで親目線での結果です。
結論として、
情緒支援級を勧められました。
IQについては、おおよそ、通院先の言語療法士さんによる発達検査と
同じ程度の結果でした。
社会性については、想像以上に低くて、
「あぁ、やっぱりか。」
という気持ちと、
「そんなに低いのか。」
というショックな気持ちがあります。
予想通りで、ほっとしたと言うのも変ですが、無理に普通級に入れられるよりは、
支援が受けられる事に安心しました。
来月には、学区内の小学校へ、支援学級の見学に行く予定です。
ただ、その小学校には通わせたくない理由があります。
それは、娘が幼稚園で頼りきっていた、というか、
付きまとっていた子が入学する予定だからです。
きっと、また付きまというだろうし、相手のお母さんには迷惑がられていて、
幼稚園行事では、周りの子供たちがうちの子に近づかないようにされました。
自分の子の頭を、体で押さえつけてまで避けられて、
私に聞こえるように、
「グループどうだった?」
「別。」
「ああ、良かった。良かった。
だって、頼られたら、イヤじゃ~ん?」
「だよねぇ。」
と。
もう、会いたくありません。
私は、お世話になって、申し訳ないと思ってはいたものの、
頼っているつもりはなかったのですが、
担任の先生が、あえてお世話係のように仕向けていました。
一年間、ずっと同じグループ、隣の席、
発表会では、同じ役、
行事の写真では、その子とのツーショットの写真が多数。
決して、頼んだわけではなく、
面談では、
「本当に、ほめるのが上手でねぇ。
おかげで助かっているんですよ!
子供たちが、いいバランスで面倒みてくれて。
こんな感じで、いいですよねぇ???」
と、半ば押し切られる形でした。
それが、悪いほうに転んでしまい、
相手のお母さん方の怒りが、こちらに向いてしまいました。
娘は、年長になって、5月から登園していません。
(アデノウイルスに感染して、欠席したのがきっかけでした。)
もともと、行き渋りはあったのですが、
年中までは、何とか説得して、連れて行ってました。
何が原因で登園したくないのか聞くと、
「給食がイヤ。」
と言ってみたり、
「友達が遊んでくれない。」
とか、
その時によって、違うことを言います。
それが今では、幼稚園の話をするだけで、怯えたような表情をします。
もう、触れないようにしています。
8月いっぱいまでの休園届を出してあるので、
そろそろ、9月以降の連絡をしなければいけません。
先日、市の発達支援センターへ相談に行きました。
最近、発達相談を希望する人が多いみたいで、やっと面談の時間を取ってもらえました。
「これまで、幼稚園の先生は、どういう対応をしていたのか?」
「幼稚園に相談室があるのに、何も言われてないのか?」
(幼稚園教諭を育てる大学の幼稚園です。
心理学部もあり、入園時には、子供の心理相談ができるという話でした。)
「言語療法士の先生とは、相談する時間はないのか?」
「児童精神科の担当の先生は、療育が必要かどうか、何も言わないのか?」
と、矢継ぎ早に質問されました。
本当に、支援センターの相談員の方が不思議に思うのもわかります。
幼稚園の心理相談なんて、年少の最後に一度きり。
「まぁ、目が合うし、返答もできるから。
焦らなくていいんじゃない?
おうちの手伝いをよくさせてください。
数字の勉強になるから。」
という意味不明な説明。
その先生は、定年退職され、それっきり。
また、
通院している言語療法士の先生と、会話をする余裕なんてありません。
一時間の枠の中で、課題を進めるだけでいっぱいです。
児童精神科の先生は、言語療法を受けるにあたって、
「うちは療育はやっていません。
体の発達についても対応していません。
言語療法だけですが、それでも良いですか?」
という説明があり、それっきりです。
3ヵ月ごとの診察では、
「リハビリ(言語療法)はどうですか?」
「この調子で進めてください。」
というやり取りだけ。
小学校を決めなくてはならない時期だというのに、
療育先も探さなくてはいけません。
療育には、担当医の意見書が必要だそうです。
来月、診察があるので、その時に相談してみます。
その後、市に申請する手続きがあるので、
療育が開始するのは12月頃になるだろう、
という話でした。
こんなに遅くなってしまった後悔と、悔しさで、涙が出ます。
でも、療育を受けるだけではなく、小学校に入学してからの
放課後デイサービスにつなげる目的もあるので、
遅くなったと言えども、無駄ではないです。
娘が、少しでも楽しく通える療育先が見つかるといいな、と思います。