私はハードコンタクト歴約23年。その間、眼鏡はほとんど使うことなく過ごしてきました。
矯正視力は1.5。
右目には乱視もありましたが、それもきちんと矯正できていましたから、視界はくっきり。
それほどトラブルなく現在まできていたと思います。
裸眼視力は「0.05以上」ですから、コンタクトレンズを入れる前、外した後はかなり不自由でした。
目が見えにくいと、人の話も聞こえにくいような気がします。精神的にもなんだか消極的になってしまうのです。
でも、あまり長時間コンタクトレンズを使っていると、目の奥がひどく凝ったような感じがして、頭痛がします。
一方で眼鏡をたまにかけると、度が合っていないし、慣れないためかやはり頭痛がします。
高価なフレームほど軽いと聞きますが、レンズがぶ厚い分、鼻の上部も痛いです。
近視矯正手術を受けるとなると、コンタクトレンズを一定期間使えなくなります。これが実は私がなかなか手術に踏み切れない理由の一つでもありました。
通勤には車を使いますし、2つの仕事のうち一つはPCを長時間使います。そうなると、ちゃんとした矯正視力の出る眼鏡を作り直さなければならないのです。
医院やクリニックによって期間は異なりますが、ハードコンタクトレンズはソフトレンズと比べると、使用禁止の期間が長期間にわたります。(私の行ったクリニックでは一か月と言われました。)
当然ハードコンタクトレンズの方が角膜に及ぼす影響が大きいからでしょう。
本来の角膜の形に戻しておかないと、手術以降にも矯正内容に誤差が生じてきます。
不自由でもこの期間はしっかり守らなくてはいけません。
私のかかっているクリニックでは1DAYタイプなら前日まで可(当日は眼鏡可)でした。
それで生まれてはじめてのソフトレンズ体験をすることになったのです。