NHK総合TVで
6月28日日曜日午前10時5分ころから
震災復興関連番組があり
福島第二原発の津波の際の事故の出来事が報じられました。
非常に優れた番組です。
福島第一原発では炉心溶融事故を起こし
水素爆発事故も起こしましたが
福島第二では
まったく異なり
冷却機能が復旧
冷温停止に成功し
大規模な事故、放射性物質の放出事故は防がれました。
大津波のとき
福島第二では
海水で原子炉を冷やすためのモーターや配電盤も被災、
冷却機能が一時失われました。
原子炉の圧力は上がり
被災して、
震災でたくさんの道路が不通の中
モーターを三重県から自衛隊の輸送機を通じて運び、
新しいものに交換し
三重には工場があり適応するモーターがあったからです。
自衛隊の飛行機は大きな役割を果たしました。
送電線が
4つのうち
2つが津波で破損、
1つが調整中、
したがって3つが使用不能
残りの1つの送電線に遠くから自衛隊を通じて運んだ長大なケーブルを短期間でつなぎ
事なきを得ました。
ケーブルは生き残った一本の送電線から電気を供給するためにつなぐ必要があったのです。
確か原子炉が持つのは72時間だったでしょうか。その時間内でモーターをつなぐ工事を終えました。これは人力です。海水を冷却水冷却材として(海水は直接圧力容器に入るわけではありません。冷却水を冷却するものです)動かすポンプのモーターも津波で壊れていたのです。
原子炉を持たせるために
スプレーの発射、水で原子炉を冷やす緊急用の装置も使われました。
特殊なスプレー装置が原子炉の中にあるのだそうです。それを使ってです。
ただこれは一時しのぎでした。
冷却機能が失われたため原子炉の圧力温度がみるみる上がり少しでも遅らせようと原子炉内に水をまきました。
電源の送電線が残りケーブルがつなげた。モーターも取り換えられたため
ギリギリのところで大事故は防げました。
原発からの住民の避難も
車を持たない住民用に
バスが必要であって
地震で被災した中自治体がバスを提供してくれるように住民に防災無線で呼びかけ、
これに時間はかかりましたがバス会社が応じたのです。
バスの調達に成功し
住民は避難できました。
避難についてはバスは不可決な道具です。
今後も緊急時にはたしてバスが速やかに調達できるのかです。
冷却に不可欠な海水用モーターは津波でやられることもあり得ること、
ケーブルにしても同様なこと。
原発は津波で被災することもあり得ること。こうしたことが分かりました。
これは福島第一の場合も同様であり
今までさんざん報道されて皆様のご存じなところです。
電力会社の人がインタビューに答えていました。
もちろん自治体の人も答えていました。
自治体は大規模な避難が必要になることは想定していませんでした。
電力会社もあそこまで大きい津波は想定していませんでした。
冷却に使うモーターがすべて破損することも想定していませんでした。
感情を入れずあくまでも客観的な報じ方に始終していました。
防災問題として非常に分かりやすい番組でした。
災害になるとどうなるのかとか、
災害に際して
人間の組織や科学のすいを集めた道具がどうなってしまうのかとか
起こったことを客観的に報じ、
教訓は何なのか、押し付けず視聴者に考えさせる態度
地震で想定されなかったことは何なのか。
質の高い
非常に優れた番組でした。
このような番組がこれからもできることを望みます。
これを高く評価したいです。