「忙しい」を口にするのは良いことか？

最近仕事のことで気付かされた事がありました。それは残業についてです。私はスキルアップのために英会話の学校に通っているのですが、授業の始めの挨拶の時に皆が口々に、「忙しい」とか「残業が大変だ」という様な同じようなことを言うのです。
それを聞くたびに外国人の先生方が怪訝な表情をするので、授業の帰りに飲みに行く機会があった時にそれについてどう思ってるのか聞いてみました。すると返ってきた答えは、我々がよく聞く「日本人は働きすぎだ。」ではなく、「つまらない。」とか「格好悪い。」というほぼマイナスな言葉だったのです。
確かに日本人は忙しいことが自慢で、サービス残業するのが偉いと思っているような風潮がありますが、本当にそうなのでしょうか？確かに昨今のような不景気な時勢では、忙しいのは結構なことだというのも解りますが、できる限り決められた時間内に仕事をこなして早く帰る方がよっぽど仕事ができる人間だと思うのです。そもそもサービス残業は違法です。
かく言う私もほとんど毎日残業して帰らなくてはならないのが現実です。しかしその話を聞いて以来、たとえ現状がそうであっても、つまらない話は閉まっておいて前向きな話をするように心がけています。日本人だって感じ方は同じだろうし、私にとっては自分でもその方が楽しくいられるのです。