音楽のある幸せな毎日を送っているすす紀です。
中学校の音楽の先生をしつつピアノの演奏も頑張っています。
「人生を豊かで幸せにする方法」を探ることも大好きです。
本日もありがとうございます。
ピアノのレッスンでした。
今回はブラームスのインテルメッツォIntermezzo (op118-2)の仕上げと
シューベルトのソナタ 第4番(D537・op164)第1楽章の譜読みでした。
インテルメッツォは好きすぎて・・・。
「こういう風に弾きたい!」と思うものの、
思うように指のコントロールができないのがもどかしい。
繊細なタッチで弾きたいのに勢いよい音が出すぎてしまうのです。
先生からは弱音ペダルを効果的に使用する方法もご指導いただきました。
弱音ペダルは、小さな音を出すという機能だけでなく
「音色をかえる」ということにも使えますね。
より、すこしこもったような、でもあたたかい音をだすには
場面によっては弱音ペダルを踏むのもありだと思いました。
トランペットなどの金管楽器で
おもしろい音色を求めてミュートをつけるのとも似ています。
ミュートの音色を聴かせたいからしっかり吹いて~!
なんていうこと、多々あるな~、と。
とにかく「どういう音」を出したいか?を考えて
それを「耳で聴いて」表現する。
魂すり減らすような集中力が必要です。
アゴ―ギグについてもいろいろ教えていただきました。
強弱とテンポでゆれを作っていく。
寄せてはかえす波のように・・・・。
これは、今、コンクールのために吹奏楽部で取り組んでいる曲にも
即応用できそうです。
(指揮で示すのはまた別問題・・・難しいのですが・・・)
さらにさらに、途中のコラールについての見解も。
これって神の救いだよね、やっぱり音楽と宗教とはかけはなして考えられないよね。
なかなか我々には理解しずらいけれど・・・というようなこととか。
短調と長調の場面展開とブラームスの人生の機微との関係性の見解とか。
毎回ながら示唆に富んだレッスンで
音楽ってこうやって深めていくものなのねと
自分自身の音楽人生に彩りをいただいています。
シューベルトの方は1817年に作曲されたソナタ。
シューベルトは1797年生まれだから
20歳の時の作品ですね!!若い~。
1楽章は8分の6拍子で、
短調ながらもそんなエネルギーがいっぱいはじける感じがしますね。
案外左手が跳躍したり、右手に不思議な連打があって弾きずらい・・・。
特に左手の行ったり来たりは五十肩(凍結肩)には少々きついですが・・・。
譜読み、ぼちぼち進んでいるので頑張ります♪
私は特に2楽章が好き。
歌曲王シューベルトの、なんともいえない素朴な美しいメロディが心にしみます。
夏の間に3楽章まで譜読み終わらせたいな~。
お読みいただき、ありがとうございます。