毎日ふわふわとしあわせを引き寄せ続けているすす紀です。
中学校の音楽の先生をしつつピアノの演奏も頑張っています。
「人生を豊かで幸せにする方法」を探ることも大好きです。
本日もありがとうございます。
9月の終わりに音楽会が行われるのですが、
その時に歌う合唱曲の選曲に入っています。
私の勤務校は、合唱コンクール形式ではなく音楽会形式。
合唱コンクールはクラスごと競うから
生徒も担任の先生も気合い入ってガンガン練習してくれる・・・
という良さがありますが、
音楽会形式は音楽会形式でほんわかしていていい感じです。
「音楽は競うもんじゃないよね~楽しむものよね~」みたいな。
各学年、学年合唱曲を1曲と
あとはクラスごとに1曲ずつ歌うスタイル。
学年合唱はもう4月から取り組んでいますが
「いよいよクラスの曲も決めないとな~」と思い、
3年生から選曲に取りかかりはじめました。
選曲にあたっては、
私は必ず担任の先生に
「子どもたちと一緒に歌いたい曲、ありますか?」とか
「どういう感じの曲がお好きですか?」とか
聞いてから臨みます。
多くの先生は
「お任せで(笑)」
という方が多いですが
中にはこだわりのある先生もいらっしゃいますからね。
一緒にあれこれ考えて下さる先生もいらっしゃいます。
なにより、音楽会は音楽科だけでなく
「クラスの中核的な活動」として頑張っていただかないとなりませんから。
私自身は選曲に関し、
「ポップスはやらない」
「3年生だったらこのレベル」
などこだわっていた時期もありましたが
最近はあまりこだわりはありません。
学習したい内容がちゃんと網羅されている編曲で、
子どもたちが意欲的に取り組める曲であれば
ポップスもありと思っているわけですが・・・・。
今年は5組まであるクラスのうち
1組の子たちも
「ミセスが歌いたいです」
2組の子たちも
「ミセスが歌いたいです」
4組の子たちも
「ミセスが歌いたいです」
5組の子たちも
「ミセスが歌いたいです」
(※ミセス=Mrs. GREEN APPLEの曲です。)
と何かの一つ覚えのように言い出しまして・・・(笑)。
たしかにいい曲ばかりですよ。
歌詞もぐっとくる。
私も大好きな曲ばかり。
昨年の3年生が「僕のこと」の混声4部を仕上げて
(すっごく難しいけど編曲も良い!ソプラノはハイベーまで出てきます!!)
卒業式に歌い上げてその場にいた人たちみんなが感動に巻き込まれたってのもある。
でもね~。
3組以外、全クラス「ミセス」ってのも本望じゃないわ。
と思う今日このごろ(笑)。
そこで
「ミセス封印令」
を出しました(笑)。
「そんなにみんながミセスを歌いたいなら
別の場面で、学年合唱で歌いましょ。
それとも全クラスで闘います!?」
生徒たち、しぶしぶ納得。
ミセス封印令のおかげで
ご年配の担任の先生方もお喜びになる「ザ・合唱曲」
を選ぶクラスも出てきました。
いや~選曲、おもしろいけど
目的に沿った上で
生徒たちが本気になって取り組む力のある曲を選ぶのは
難しいです。
これから1・2年の曲も考えなくちゃ~。
それにしたってミセスの皆さん。
色々あってもどうしてこんなに人気なの~?
先日、NHKの「SONGS」に出演されているのを見ていたら
作詞作曲の大森さんは本当に魂込めて曲作りをされていることが伝わってきました。
きっと全ての楽曲にエネルギーがつまっているんですね。
お読みいただき、ありがとうございます。