毎日ふわふわとしあわせを引き寄せ続けているすす紀です。

中学校の音楽の先生をしつつピアノの演奏も頑張っています。

本日もありがとうございます。

 

 

レッスン記録の続きです。

 

 

ブラームスの「インテルメッツォ Op.118-2」。

一体ブラームスが何歳の時に作曲された曲なのか?

ブラームス61歳。

その死の3年前。

生涯恋していたクララ=シューマンに捧げられた曲。

 

 

その曲が作曲されたときの作曲家の年齢って

曲を理解し、表現を作っていく上ですごく大事だよね、

というお話をお聞きしました。

 

 

弾きやすい(そうな)曲だからといって

10代20代の若者がこの曲の味を出せるのか!と。

・・・う~ん、確かに。

すごく想像力をふくらませるしかないですよね。

 

 

よくブラームスの入り口で弾く

「2つのラプソディ」。

かっこよい曲で

私も中学生の時に弾いたな~。

・・・ところが!

この曲はブラームスが46歳の時に作曲した曲なんですって。

 

 

「え~!!じゃあ、今まさに弾くくらいがちょうど理解に近づけるのかも!!」

 

 

演奏者が何歳でその曲を弾いても

もちろん自由だけど

クラシックは「再現の音楽」ってことを考えると

年を重ねた方がその曲に近づけるのかもしれない。

まあ、もう既に10代も20代も通ってきましたからね~。

その曲を弾くときだけは・・

たとえば作曲家が10代のフレッシュな

夢や希望にあふれていた時に作曲した曲だとしたら

私も10代に戻ってそうやってその曲に向き合ったら

楽しいかもしれません。

 

 

話はインテルメッツォに戻り。

先生、私の演奏を聞きながらしみじみ。

「・・・う~ん、やっぱりこの曲は年を重ねた人が弾くべき曲ですよ。

ファーストアプローチの段階から説得力がありますよ。」

 

・・・。

ほめ言葉だけど複雑。

「先生!私まだ晩年までは行っていません!!!(笑)」

 

 

ちょっと興味がわいてきたので

作曲家がアラフォーアラフィフくらいで作曲した曲ってのを

探してみようと思います。

皆さんが演奏されている曲は

作曲家が何歳の時に作曲された曲ですか?

そういうアプローチで曲を考えたことがなかったので

私にとってはとても新鮮でした。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

こちらにも素敵なレッスンのブログがたくさん。

応援クリック、よろしくお願いいたします!

にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村