ぼくは、15年前くらいにパワハラに合い

大好きだった職を離れることになった

 

 

パワハラがきっかけではあるが

恋愛でもうまくいってなかった

それが相まって「うつ」になり

「退職」に追い込まれた

 

 

 

パワハラが始まったのは

たまたま先輩がその上司の悪口を言ってた

タイミングでそこに居合わせたことだった

 

 

ぼくは愚痴などどうでもよくて

「はいはい~」と聞き流していた

それをこっそり聞いてた別の人が

「もっくんと〇〇さんがあなたの悪口を言ってた」

あろうことか「もっくんがメインで言ってた」

そういってたらしい

 

 

もともと上司はぼくのことが嫌いだった

ぼくは新入社員だったのにちょっと周りにちやほやされたり

上司の上司にちょっと気にいられてることが気に食わなかったのだろう

 

 

別の先輩が「もっくん、お前気をつけろよ!

〇〇さん(上司)がお前をつぶすっていってるぞ

あの人に目を付けられたら終わりだから」

と忠告してくれた

 

 

そんなわけない

ぼくがそんなやつに負けるなんてことはない

むしろ、なんの忠告だよ!

 

 

そう思ってた(笑)

 

 

が、見事にその忠告は現実になった

 

 

先輩がいった悪口はぼくがいったことになり

徹底的につぶしにかかってきた

 

 

ぼくのいないところで悪口を言うのはもちろん

みんなが一番やりたくない仕事を全部ぼくに押し付け

ぼくは常に雑用だけになった

 

 

雑用しすぎてほかの上司からは

「お前ここが好きなんだよな、いいな、楽できて」

そんな風に言われる始末…

 

 

一人の上司はぼくの気持ちを汲み取ってくれて

「お前、いつもこれやらされてて嫌なんだろ?

俺がうまいことやるからたまには現場でろ

俺がいるときは毎回そうするから」

 

こそっとぼくに伝えてくれた

 

 

だが、この上司はなぜか周りからは嫌われてて

それを知ってたからぼくは素直になれず…

「嫌われ者に優しくされても嬉しくねーよ」

と思ってしまったんだ

 

 

そのころには何をやってもダメな状態が続き

気を抜くとミスばかり…

 

 

そのたびにリストカットをして、

生きる意味、価値を与えてもらってた

 

 

 

そのころにはパワハラ上司もぼくに直接手を加えなくても

勝手に追い込まれていたから何もしてこなかった

むしろ、ぼくはある情報を握ってたからその情報を

別の人と話してるとどこにいようとも聞き逃さず

聞きに来るくらいになってた

(それをだしに仲良くなればよかったのかなw)

 

 

そうやってちょっとずつダメージをくらったぼくは

会社にもいけなくなり、大好きだったことにも興味なくなり

ただただ、毎日がぼーっとすぎていくのも待つだけになった

 

 

〇にたい

そう思いながら勇気が出なかった

この世の中にはそう思ってる人がたくさんいる

〇ぬことはよくない

生きてればいいことあるよ

とか

〇ぬくらいなら逃げていい

〇ぬのはダメ

〇んだら周りが悲しむよ

とか

 

 

そんなキレイ事を言って、〇にたい人の気持ちを

追い込みたいと思わない

〇にたくなるくらい絶望を味わってるんだもん

〇ねる!そう思えることが希望なんだもん

最後の切り札まで奪われたら

どうやって生きていけばいいかわからなくなっちゃうもん

 

 

〇にたい

そう思うことは悪いことじゃないし

むしろ、強い人間だからそこまで追い込まれてるんだと思う

 

 

〇にたいくらい苦しいのに生きててくれてありがとう

今苦しんでるたくさんの人に伝えたいな

 

 

こんなくそみたいな世の中が少しでも良くなれば

うつ病も少なるなるし、しんどい人生もなくなるだろうな

 

 

 

 

 

 

今だから上司には上司なりの苦労があって

それをぼくにぶつけてただけだって気づけてるけど

それを理解するまでにはたくさんの時間が必要だったよ

 

 

今もし会えるなら「ありがとうございました」

そう伝えたいな

あの上司がいたからぼくは鬱という過酷な状況を乗り越え

こうやって発信ができるようになった

ぼくに必要な工程を歩ませてくれたのは紛れもなく

あの上司だったからね

 

 

でも、元気で幸せそうな姿を見たら

「くそ」って思うのかな(笑)