読者の皆様、相鉄線(そうてつせん)はご存じでしょうね。

海老名市から横浜行き、或いは海老名市から直通で新宿やさらにその先までも走る。

 

相鉄瓦版とは、相鉄線を運営している相鉄ホールディングス株式会社が、毎月1日に発行する

手帳ぐらいの大きさの読み物だ。

この地へ転居してきて以来、これの大ファンだ。

2024年1月号は第286号でその歴史が思われる。

今月の特集は、「主役に寄りそう大きな存在」だ。

内容としては、

ガイドランナーという仕事

コンサートに不可欠な楽譜の仕事

「つま」はただの添え物にあらず…(刺身のつまをうる130年の歴史ある店、八尾信商店さん)

の3つだが、どれも大変興味深い内容だ。

 

連載は今号では

沿線オススメ店 西谷駅

相鉄沿線 名店プロジェクト

そうてつインフォメーション

時短でカンタン 地産地消レシピ

沿線トピックス

こども自然公園いきもの便り

相鉄・直通線 御朱印さん歩

相鉄線 かわりゆく駅

 

など。小さな冊子の中に毎回興味のある参考になる内容がぎっしり詰まっていて、まるで宝箱のような内容だ。相鉄線各駅にて無料配布されている。

 

さて目のご不自由な方のために音訳をするボランティアグループを私は退会するが、最後のお仕事がこの冊子の一部分の音訳だ。聞きやすく録音できるように、来週の録音日をめざして毎日練習を重ねている。どのくらいのテンポが一番聞きやすいのか、声は高すぎるよりは低めの方が聞きやすいかなとか考えながらパソコンのマイクで録音しては、目をつぶって聞き直している。ほんの些細な力かもしれないが、やはりこのボランティアも自分としてはとてもやりがいがあったと思う。

先輩方に習ったように、録音前は体操で肩や首の筋肉を柔らかくし、発声練習をし、下を向いて読むと聞きにくい声になるので原稿を前にもち、うつむかず正しい姿勢で読むよう心掛ける。

 

それに加えて個人的に工夫しているのは、AIではなく人間が読むのだから、話しかけるような気持で笑顔で明るく読むように心がけている。果たしてそれがどこまで実現できているかはわからないが、気持ちとしてはそうなのだ。

 

そうそう、ついでにと言ってはおかしいかもしれないけれど、マスコットの「そうにゃん」の絵本が大好きだ。これは、たまに遊びにくる孫達にはあげずうちにおいてある。遊びに来た時に一緒に楽しんでいる。