今更ながら、

ふと、気づいたことがある。

 

恋愛相手に対する「理想」があるということ。

 

思春期の初恋。

 

容姿への理想は既にあった。

 

それは父を通して感じた先が、異性の理想であったのかもしれない。

 

若いとき、そんな理想を知らず知らずに追いかけ、その理想の型にはめ込んで男性を見ていた。

 

大恋愛

なんて経験もなく、取っ替え引っ替えという言葉が似合いそうな恋愛を繰り返し、結婚へ。

 

そして離婚。

 

この経験で失われた大きな一つが相手への「理想」。

 

心が大事

 

なんていう「大人なんだから」という勝手な常識に縛られ、容姿の理想はどんどん遠ざかっていった。

 

容姿への理想。

 

偶然でもあったのかはわからないけれど、一つに関しては、ほぼほぼずっと維持できていた。が、最後、その唯一残されてた一つも手放して、理想はすっからかんになった。

 

そこで出会った今の彼。

 

もうすでにすっからかんになった理想に、当てはめることはなかった。

 

が、彼がめちゃくちゃ理想の容姿であることについ最近気づいた。

 

面白いもので、ずっと以前に持っていた容姿の理想と重なるから、彼は恋愛相手ではないと弾いてた。

 

理想は追いかけていては見つからず、理想は答え合わせのための答えでしかないないのかもしれない。

 

まずは全てを受け入れることから。

 

それは、ありのままの相手を受け入れることになり、本当の幸せに繋がるのだと思う。