これからしばらく会えない日が続くと思うと、今回会えたことが特別に感じられる。
前回からわずか三日間会えなかったことが、とてつもなく長く感じた。
フェラをした瞬間、挿入した瞬間にエクスタシーに到達。
精液を放出しないセックスは、ゆったりとした中、繰り返されるエクスタシーに終わりはなく漂い続けられる。
抱き合うだけでエネルギーが交わり熱くなる。
そしてそれはキスを通して簡単にエクスタシーに到達する。
これ以上ないんじゃないかと思うくらいの最高のエクスタシーを味わう。
瞼の裏にはずっと宇宙が広がり、どこまでも何度でも無限のエネルギーが私の中に入ってくる。
それは決して私だけでのものではなく目の前の愛する彼に放出したくなる。
その溢れる想いがまた私を熱くする。
この彼との交流は、エクスタシーの到達点を毎回さらに上へ上へと更新していく。
今回は、エクスタシーの後、深ーく眠りに入った。
度々起こるけれど今回はエクスタシーも大きかったせいか眠りも深い。
いつもは時計を気にしないセックスを楽しむけれど、珍しくその日は、予定があった。
こんなにも彼の腕の温もりから抜け出すことに、めんどくささを覚えたのは、はじめてかもしれない。
いつもがどれだけ十分に付き合ってくれてる彼の優しさを知る。
無造作に脱ぎ捨てられた服を着る手もぎこちない。
髪をとかしに洗面所に向かう足取りもふらつく。
実は彼と初めて服を着たままハグをしたら、意識を失った過去がある。
その日、ふらふらになりながら家に帰った時を思い出す。
今回は、その時に感じたエネルギーのグラングランした感じが身体に浸透していた。
そんなこれまでにない身体の変化を受け止めてはいたけれど、今回の貴重な会える特別な日がそうさせていると思っていた。
その夜遅く彼からメッセージが届く。
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今日は新しくチャレンジしてみました。
あなたの膣が私のペニスをしっかりと包み込んでいるのを感じながら、深く息を吸い込み、丹田に意識を集中させました。そして、その吸い込んだ息をペニス全体に送り出すように吐き出しました。
息を丹田に送り込むとき、ペニスがわずかに縮みますが、息を吐き出すと再び膨らんで大きくなります。
この呼吸とペニスの動きを繰り返し、ゆっくりと続けてみました。
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彼の呼吸がいつもとは違うのは私も感じてはいた。
私も彼の呼吸につられるようにゆったりと導かれた。
普通はペニスからの射精にある瞬間のエクスタシーをお互いがお互いに楽しむのかもしれない。
射精をしない二人でめぐるめくエネルギーの交流は深く広く、心も体もそして愛も無限の可能性へ導いてくれる。
一晩過ぎれば、肌の潤いと同時に、なんといっても心の平穏さが全く違う。
彼のペニスから溢れた彼を通したエネルギーであり「愛」が私に充満している。
この先のこと、未来への不安、愛とは、私の出来なさ至らなさ、そんな難しいことはどうでもよくなっている。
更なるエクスタシーに興味がまた膨らんでいる。