またまた、肘内障のお話し。
7月16日、金曜日、
帰宅しようとすると、
女の子を自転車で連れた
カッコイイ、感じの良いお父さんが、
「 お終いですか? 」
と聞いてきました。
「 どうしたんですか?」
と聞くと、
「腕が外れちゃたみたいです。」
と、
もう、21時近いですが、
当然、このまま、見逃せないでしょう。
今度は、左腕のみでした。
入りましたが、
いつも、脱臼は、
肘内障でも、緊張します。
鑑別すらできない場合もあります。
学生の方は、
肘内障くらいとか
思っておりませんか?
僕は、一度も、くらいとか、
軽い気持ちで患者さんを診たことはありません。
責任を考えれば、
当然軽い気持ちになれないです。
以前、イチロー選手が
「 ヒット一本でも楽に打てると思ったことはない。」
と言っていました。
イチローが王WBC監督に聞いた際も、
「 ホームランを簡単に打てると思ったことはない。」
と言っていたそうです。
ちなみに、肘内障の
約1割は、
徒手整復だけの適応ではなく、
筋弛緩剤を打っての
整復をしているらしいです。
あなたの所に
その1割が来ても簡単でしょうか?
患者さんの気持ちになれば、
簡単なんて気持ちは、起きないはずですが…。
僕も、
②K整形時代
一回だけ入らなかったことがあります。
あの時の赤ちゃんは、その日、
一日、痛い思いをしなかっただろうか?
一生記憶に残ると思います。

