介護保険との兼ね合いのお話し。
先日、往療を依頼してくれた、
居宅介護事業所をしていた鍼灸院が、
介護事業を止めたと聞きました。
一人で経営されていた鍼灸師さんでしたが、
事務作業が増えたことと、採算性が合わないことが、
理由で、鍼灸院一本にするようです。
当院、ケアマネ患者さんもお聞きしたところ、
4月から事務作業が増え、更に、都道府県の監査機関に、
毎年、10万円前後の納付が義務付いたそうです。
もう5年くらい前に、
僕も、ケアマネを取り、接骨院に居宅事業所を併設いたしましたが、
施術中に、電話、FAX、あげく、訪問してほしいと言われ、
散々な思いをし、止めようとしていた際、
丁度、ヘルパーの患者さんに事業所建てるので、
ケアマネが必要だからと言われ、
協力し、日曜日に、都の講習等に行ったり、
昼休みに書類を確認してりいていましたが、
結局、接骨院・鍼灸院と居宅介護は、
一人では無理と判断いたしました。
鍼灸師の友人もそう判断し、介護進出を断念。
ですが、近隣の医療機関や、介護関連とのネットワーク、
そして、介護の知識ができ、ビジネスにはならなかったですが、
ケアマネ所得⇒事業所開設⇒業務という経験は、
あなたにとって、プライスレスです。