回答例のお話し。


指で語る治療家(接骨院開業譲渡(柔整・鍼灸師)のブログ

電気を通電するという目的からすると一般的に鍼柄太い方にワニ口を挟む方が圧倒的に多く、教育機関、学校等も気にせず黄色いワニ口の通電方法だと思われます。しかし、患者さんの身体的負担、かつ、鍼を垂直方向に刺鍼し、目的の神経、経絡、筋肉に自然に刺激を与えるのを考慮いたしますと、緑のワニ口、皮膚全体でワニ口の重さ、コードの牽引力を吸収させる方が合理的、かつ、違和感、不快感を与える可能性が極めて低いです。柔整で例えるなら、黄色い方は、コーレス骨折のシーネに指のアルフェンスを使う、日常を例にとるなら、思い荷物を片手だけの手提げバックに詰めて持ち、片や、緑の方は、背中全体でリックサックで背負う違いのような感じです、何は共あれ、ご自身の腰背部等で経験して見て下さい。たかが数グラムのワニ口の重みも鍼先に挟むとすごい違和感、引っ張れている感じになることを。

 正解は、ありません。あなたが診ている患者さんの感想が答えです。常に、考える癖をつけましょう。

お休み頂き有難うございました。