整形②時代のお話し。

地域性が悪い場所 にあった整形②は、

来院される方もそれなりでした。

とある腰の悪い、

湿布を腰に貼ったご年配の方が来院、

物療室で補助がベットで湿布を取り捨て、

干渉波をかけました。

終了後、

『 私の貼ってあった湿布は、どこいったの!!

 返してチョーダイ!』

と騒ぎ始めました。

法律的には、

湿布の所有権は、患者さんにあり、

同意をなしで、

排他的所有権を持たない補助が処分する権利がなく、

この抗議は正当です。

が、

湿布一枚の価値を算定すると、

50円しないし、さらに、使用したことを考慮いたしますと、

10円くらいの賠償になり、

その位の価格は、人間性が問われるくらいのことです。

が、

一応、僕は、所有権を持たない物に対して、

患者さんに、『 ~してもよろしいでしょうか?』と聞いています。

中には、

『先生、そんなこと聞かなくても分かるでしょ。』 

と言われますが、

『 この湿布は、一枚 10万円もしたんだ!弁償しろ! 』

と言い掛りを付けられたら困りますので慎重にしています。

この物騒な世の中。 ご注意を!