前回の血液内科に続いて今回は消化器内科の診察

 

血液内科では、造血幹細胞の後天的遺伝子異常(JAK2 V617F変異)が原因となる骨髄線維症の診察をしてもらっている。

 

骨髄線維症の症状である貧血、脾腫(脾臓の腫れ)、肝腫(肝臓の腫れ)、出血について「症状の緩和」と「予後(余命)の延長」をめざすことが主眼である。

 

一方、消化器内科では、骨髄線維症の影響で生じた消化器の症状を診てもらっている。

 

具体的には胃および食道静脈瘤、消化管からの出血(特に大腸上部)。

 

これらの出血は命に関わる可能性もあるので、専門の消化器の先生に見てもらっている。ちなみにこれまで上部消化管出血で2回、胃静脈瘤切除で1回入院している。

 

今回の診察では、特に血液検査では大きな問題はなかったので、経過観察でいこうということになった。

 

ただ、前回、1年ぶりにヘモグロビン値が10.0まで回復して喜んでいたところが、今回は9.2に逆戻り。そううまくはいかないものである。

 

月ごとのヘモグロビン値の推移は

9.2→9.7→9.6→8.0→9.1→9.6→10.0→9.2

 

8.0はかなりヤバい数値ではあるが、それを除くとだいたい横ばい。

 

ただし年単位で平均値を見ると

13.6→11.3→10.2→9.5→9.1

 

ゆるゆると下がっていっている。ただ、下がり方がだんだんゆるやかになっているのが救いではある。

 

 

7を切ると輸血が必要な状態になるというが、思っていたよりもちょっと先になるような感じもする。

 

ただ、血栓による脳梗塞や、急性白血病への移行などの可能性もあるので、このまま大事に至らずに・・・というわけでもないので、今後とも病状に注意が必要である。

 

診察後のルーティンはタリーズ。

この日は久々のキャラメルラテ。