さて、今日は小アルカナのカードについて

フッと浮かんだ事があったので

描いてみたいと思います






タロットには

大アルカナと小アルカナがあります




大アルカナは避けられない運命の流れ

それに対して

小アルカナは日常的な事

どのような行動や対策が取れるか

具体的な詳細が書かれたカードのこと




最近の訪問看護師の仕事中

妻が認知症で夫が介護に当たっているお宅で

フッと頭をよぎったカードがありました




このカード

    下矢印



ペンタクルスの5




まず、ペンタクルスについて

小アルカナ4つのスート(絵柄)の中で

唯一、物質的なもの

お金や土地、肉体などを意味していますコインキラキラキラキラ





そして、ペンタクルスの5

キーワードは困難、困窮ゲッソリ



このカード

初めて見た時の感想は

怪我しちゃったんだな、辛いね…

だけでしたキョロキョロ






確かに、このカード

お金もなさそう怪我もしている

いい事ないじゃーん口笛と思っていました




それもひとつの解釈なのですが

師匠に教わったのは



『助けを求めればいい』



でした




実はこのカード

ペンタクルスコインキラキラの所

教会のステンドグラスなのです




行く場所がないふたりが

教会に助けを求めたら

温かい部屋で寝られるかもしれないzzz

食事をいただけるかもしれないナイフとフォーク




ただ、それはもしかすると

・教会がある事に気がついていないかもしれない

・プライドがあり「助けて」と言えないかもしれない

・そもそも助けがない



教会に助けを求めないのは

人によって違うのです




その妻が認知症の家の夫は

知らなかったんですね

頼れる場所がある事を…





「こんなサービスがありますよ」

「ケアマネさんと相談してくださいね」

と、私は伝えました



この後、決めるのはご本人(今回は夫)です





介護サービスを受けるかどうか

タロットで出た、助けを求めるかどうかは

ご本人にしか決められないのです




私は、伝えることしか

できないのです

でも、お伝えする事により

選択肢の幅が広がるのは

いいですよね?爆笑爆笑