霊
などというコトバを安易に使ってしまいましたが、
コレほど、多岐多様に用いられ、
様々な用法を身に付けている〈概念〉はありません![]()
ダンナが真っ先に思い浮かべるのは、
つのだじろう先生の『うしろの百太郎』![]()
中学生の頃に読んで、まー、そのまま、いわゆる昭和の〈オカルト〉ブームの波に飲み込まれちゃったクチ
くぅぅぅーっ、コックリさんなんて、もう![]()
心霊
超能力
UFO
当時は、テレビ・雑誌・本を中心に、もう、その手のハナシが花盛り。
思春期真っ盛りのオコチャマが、
影響を受けないワケがありません。
こんな本を買い集めたり、
テレビの前でスプーンをこすったり、
雑誌の特集を切り抜いては、スクラップブックを作ったり。
懐かしいですなぁ。
まぁ、それはそれとして。
取り敢えず、ダンナの立場的意思表示をしておくと、
霊 イコール 心霊
とか
霊 イコール エネルギー
とかとも考えておらず、
一番近い考え方としては、
霊 イコール 解釈
かな、と。
別に、
霊
という文言でなくともいいんです。
たとえば、
魂
スピリット
縁
第六感
運命
神
スティーヴン・キングは、これを〈ダークタワー〉シリーズで『カ』(カタカナの〈か〉です)と表現し、
士郎正宗先生は『攻殻機動隊』で〈草薙素子〉の言葉を借りて〈ゴースト〉と位置付けました。
人知を超えている(と感じられる)ナニか。
ナニモノかが10円玉で文字を綴ったり
擦っているだけで、スプーンが曲がっちゃったり
空に巨大な光る物体が浮かんでいたり
毛むくじゃらの怪物が襲って来たり
夢で視た出来事が現実になったり
石膏像が血を流したり
空からたくさんのカエルが降って来たり
人間がいきなり燃えてしまったり
飛行機や船が消失する魔の海域があったり
凡そ、
この世の常識では推し量れない
(と感じられる)
様々な現象
超常現象とか超自然現象とか。
それらが存在するとかしないとか
起こるとか起こらないとかの議論は別にして、
確実に言えるコトは、人間に少なからず〈恐怖〉だの〈畏怖〉だの〈不可思議さ〉だのを感じさせる《ナニモノカ》は確実に存在し、その全てにおいて共通しているのは、それら〈恐怖〉や〈畏怖〉や〈不可思議さ〉は、〈多/他〉ではな〈個/己〉の有する〈意識/無意識〉の範疇のみにて存在するという点です。
つまり、なんやかんや言って、本人にしかわからんのよね~![]()
〈集団催眠〉だとか〈集団幻覚〉にしてからが例外ではありません。
結局、感じ取るのは本人しか在り得ない訳ですし。
他者が汲み取れるぎりぎりの〈共感〉性![]()
ダンナは、それを〈解釈〉と位置付けているのでした![]()







