(運が良い、悪い!)

  人は災禍に遭遇すると「運が悪かった!」とか幸運に会うと「運が良かった」とか口にします。

 貧富の差のある家庭に産まれるのも、良縁、悪縁にあうのも、能力差も、全て人其々の持って生まれた運命の為せる業かもしれません。

 

 日本には因果応報と云う仏教的概念があります。

現世の幸不幸は、過去世の善業、悪業の結果であると言うのです。

 生命は現世限りと信ずる方には理解不能な話かもしれません。

然し現世限りの生命であるなら、生まれながらの格差は説明出来ません!

 

 100億も社会貢献の為に寄付出来るユニクロの社長さん、反面、数億の血税を無駄遣い出来る政治家、官僚もおります。

 犯罪を犯せば法により罰を受けますが、巧妙な犯罪や時効で逃げ切る悪人もおります。

 然し「天網恢恢疎にして漏らさず」人間界の法律の法の網の目は掻い潜れても、因果の網の目からは逃れられません!

 今世の悪業は悪因となり、必ず来世に報いを受けます。

前世の悪業、善業の結果が今世の様々な格差の因であり、結果であるとの捉え方が仏法の教えであります。

 生命の因果を科学的に説明出来るのが、正しい宗教ではないでしょうか?

信ずる信じないは貴方次第です!

お読みいただき有難う御座いました!m(_ _)m

(今日の俳句)

・鳥だけが喰う竹藪の枇杷熟れる

・苦難越え心も熟れる枇杷熟れる

・日蝕も曇り空なり枇杷熟れる

・枇杷の実の甘さの如し少年期

・造成も林半分枇杷熟れる

 

最後までお付き合いいただき有難う御座いました!