(瓜田に靴を納れず李下に冠を正さず)

 瓜の畑では靴を整えず、季(スモモ)の木の下では曲がった冠も直すな!と云う諺です。

 誤解を与える様な行動はするな!と云う戒めでしょう。

  然し今回問題になっている検察庁法改正案(定年延長)議論は確かに疑問符を持たざるを得ません。数々の冤罪事件を知ると、検察庁が正義の味方とは言い切れないが、悪事を為せば、総理さえ逮捕出来るという三権分立の定義だけは守るべきと思います。

  

それを崩せば共産国家の様な独裁政権になるとの批判もありますが、民主主義の良い所は、間違った政権を国民の選挙で下野させる事が出来ます。

 政権の交代は国民の意思で決められます。

私も与党支持者ですが、安倍総理の保身の為だけの検察法改正なら、大方の総理支持者は離れるでしょう!

 然し与党を離れ野党支持者にはなりません、民主主義を離れ共産や社会主義支持者にはならないでしょう。

  田中元総理が逮捕されても、自民党は政権を維持してきました。

民主主義の恩恵を国民は享受しているからです。総理をバカと批判、揶揄しても罪に問われず、今回のコロナ渦にも多少の問題はあれ、国民性もありますが、沈静化しつつあります。

  医療体制にしても、国民皆保険、生活保護、救急車も無料と今迄の政権の恩恵を受けています。

アメリカでは救急車も有料であり、距離により加算されるそうです。

 この緊急時にサクラ追求ではないだろうと、野党を批判していましたが、与党もこの未曾有の国民の危機に、検察庁法改正案で国会を空転させるより、国民を守る法案、審議をするべき!との与党支持者も多いと思います。

 

  やはり疑問符や疑義を持たれる法案は、平時に審議を尽くし国民も納得いく決定をしていただきたい!と思うのは私だけでしょうか?

(数日前の薔薇です)

・人間の棘が怖いと薔薇が云う

・物言わぬ土の偉大さ薔薇咲かす

・バラバラの政ではコロナの思うツボ心一つに薔薇は咲くなり

 

今日もお付き合いいただき有難う御座いました!m(_ _)m