・人の世のコロナ、サクラを知らぬげに河津陽光染井咲き継ぐ
・咲くまでは只の枯れ木も時来れば桜花爛漫直ぐに葉桜
・永遠も一瞬の夢人の世も栄枯衰勢桜満開
・傾聴を枝垂桜が諭しけり
12・人は何故残虐行為を行うのか?
私の青春期は心と身体の病で蝕まれていました、自殺までも考えましたが、その勇気さえ有りません。 そんな私を心配した先輩が「世界中の苦労を一人で背負った様な顔をして!」と、当時、病人と貧乏人の集まりと揶揄された宗教に誘いました。
我が家は祖父が信仰に嵌り、庭に観音堂を立て、曼荼羅等数多くありました。
然し祖父の信仰にもかかわらず、村でも豪農であったが没落していました。
信仰で病気が治癒したり、願いが叶うなど信じられません。
そんな私を「人は思想によって幸不幸が決まる!」との真剣な説得に入会しました。
題目と念仏の違いも知らぬ思想も定まらぬ、宗教に無知な青年が、オウム等の信仰に傾倒し残酷な行為に走る事も不思議でないかもしれません!
幸か不幸か私は生命尊厳を第一義とする、仏法団体に入会していたのです。
そこで教えられたのは、宗祖の教義は、釈迦の説いた法華経以外全て間違い(邪法)で有り
(四個の格言)真言亡国、(釈迦の法華経以外を本尊とするから主が立たない)念仏無限(この世は八苦の娑婆であり極楽往生を願う、信ずれば悩みが絶えない」等、禅天魔、律国賊と云う既成宗教にとっては動転の教義でした。
確かに我が家は念仏宗であり悩みが絶えません、真言宗の家系は確かに主人の早逝等は、先輩について行った布教先で多かったです。
宗祖は「国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る」と云われています。
「鬼神」とは思想であり哲学です。
思想の乱れが戦争という、最も残酷な行為を行わしめる!と言うのです。
700年前、当時の宗教界に警鐘を鳴らし、挑戦対峙した宗祖の精神を継承した唯一の団体で私は幸か不幸か洗脳されました。続く (youtubeで「日蓮」映画、アニメ等で詳細)
今日も独断と偏見の記事、お付き合いいただき有難う御座いました。m(_ _)m