「醍醐寺 五大力さん」の続きです。
京都日記 世界遺産 ときどき名古屋


最初に全員が壇上に上って、順番の抽選をします。

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№1~3の方の時に報道陣が壇上に上って、奉納餅上げの様子が撮影されます。
テレビの映像や新聞の写真なんかはこの3人のが使われることになるみたいです。

女子の部は28人が参加しましたが、初参加でなにも準備をしてこない方などはお餅を動かすことさえ難しいみたいで、かなりの方は持ち上げることができませんでした。

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ルールはシンプルで、90kgの大鏡餅を持ち上げて台に戻すまでの時間を競うものです。但し、お尻を着いたら失格となります。
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優勝した毎日新聞の美人記者さんはじめ上位を独占したのは、過去に23人の優勝者を輩出している五大力田中道場でトレーニングを積んだ本気の方々でした。
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観ていても力が入り、大変楽しい行事でした。
私も来年までにトレーニングを積んで、力を大力さんに奉納したいなんて考えてしまいます。

動画もどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=Z6lwgiks-pE

http://www.youtube.com/watch?v=v8in-tqucio

http://www.youtube.com/watch?v=4gZd5-MkW9I

http://www.youtube.com/watch?v=b6kk2vQ4Z0Y


優勝された毎日新聞の成田さんがご自分で記事を書いていました。
『◇伝統行事、ルールは厳格 「横綱」一生モノの称号
 世界文化遺産の醍醐寺(京都市伏見区)で23日に行われた年中行事「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」の餅上げ力奉納。五大明王に力を奉納して御利益を授かろうと、巨大な鏡餅に挑んだ。結果は女性の部で、従来の記録を1分20秒上回る10分1秒の新記録での優勝。取材を機にコーチしてくださった五大力田中道場(下京区)の恩に報いることができた。【成田有佳、25歳】

 きっかけは体を動かす快感を伝えるコーナー「ひと汗いかが」(毎週火曜夕刊掲載)の取材だった。共に元横綱の田中清春(63)さんと美枝子さん(65)夫婦が指導し、過去に23人の優勝者を輩出している五大力田中道場に弟子入りしたのだ。

 紅白のひもで木製の台に固定された鏡餅は男性150キロ、女性90キロ。練習では、タイヤにコンクリートを詰めて本番同様の鏡餅をかたどった模型を持ち上げて耐える。競技の性質が合っていたのか、初めてでもそこそこ上がったことで美枝子さんに褒められ、本気で出場を目指すことになった。

 練習での最高記録は12分2秒。しかし、参加経験者は「本番は勝手が違う」と言う。大勢に囲まれる緊張感や寒さも手伝い、本番は模型より重く感じられるらしい。尻もちをついたら記録なしとルールも厳格だ。

 迎えた当日、縁起を担いで昨年の横綱、大森久美子さん(34)が着たジャージーを借用。ピンクと白は餅と同じ配色で、なんとも縁起が良い気がした。

 まず五大明王が安置された金堂に一礼。タイムを聞くと力むので、通常は30秒や1分ごとにカウントする行司(僧侶)に「7分から数えてください」とお願いした。何十回も特訓した持ち上げのスタート。餅がぐらっと揺れ、一瞬ひやりとしたが何とか耐えた。ゆがまないよう台の上部と金堂の屋根が平行か確かめ、バランスを取る。全てアドバイスのたまものだ。

 「7分」。どよめきの中に「カップラーメン2個作れるで」との声援が交じる。しかし、ふくらはぎがしびれ、笑う余裕はない。「9分」。尻もちをついたら台無しと考え始め、震える声で「10秒ごとにカウントを」と頼む。「10分」とほぼ同時に台を戻すと大きな拍手が聞こえた。

 「何が何でも優勝したい」と気合が入ったのは、約3カ月も指導してくれた田中さん夫妻からコーチ料代わりに「賞品の餅をおすそ分けしてくれたらいい」と言われたから。「つらくなったら、田中さんにお世話になったことを思い出した」という大森さんの言葉もその通りだった。

 一度「横綱」になると来年以降は出場できないが、この称号は一生モノ。田中さん夫妻をはじめ、応援してくれた方へどんどん感謝があふれる。「京都に春を呼ぶ五大力さん」はそんな温かい伝統行事だった。』

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