京都日記 世界遺産 ときどき名古屋


京都日記 世界遺産 ときどき名古屋

2月11日からmanaca(マナカ)のサービスが開始しましたが、私は2月12日の帰宅時にSFパノラマカードの積増をしようとして、初めてSFパノラマカードとユリカの発売と積増が終了したことを知って、しょうがなく名鉄の窓口で記名式を買いました。

SFパノラマカードとユリカは1年間は大丈夫となんとなく思っていたのですが、使用はできるというだけで発売・積増は終了していたんですね。

それと名古屋市交通局のホームページでmanacaのポイントチェックはしていて、ポイント付与率はユリカの5000円カードと比べてほぼ同じくらいで、10000円以上ではポイント付与率が更に高くなっていたので、そうなんだと安心していたんですが。

地下鉄・市バスだけ使う人はそれでよいのですが、名鉄系(名鉄・名鉄バス・豊鉄)はまた違うポイント体系なんですね。

ちょっと各社のポイント体系を調べてみましたが、名鉄はかなり複雑で簡単には計算できないです。
交通局系(地下鉄、市バス、あおなみ線、ゆとりーとライン)に比べるとポイント付与率が落ちるので、わざとわかりにくくしているのかなと邪推してしまいます。

◇大前提として「manaca交通事業者」ごとに1ヶ月の2000円以上使用しないとポイントはつきません。(名鉄バスと豊橋鉄道除く)

「manaca交通事業者」とは以下の6事業者のことをいいます。

名古屋鉄道、豊橋鉄道、 名鉄バス、

名古屋市交通局 、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)、名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)

◇名古屋市交通局(地下鉄・市バス)
15000円以上→13%       15000円分乗る→1950ポイント
10000円~14999円利用→12.5%  10000円分乗る→1250ポイント
5000円~9999円利用→12%    5000円分乗る→600ポイント
2000円~4999円利用の場合→10% 2000円分乗る→200ポイント

ユリカにだいたい準じていて、10000円以上は少しお得になっています。

また昼間割引ユリカが使える時間帯(平日10~16時、土日祝の終日)は
・市バス 昼間時間帯の、バスのみで2000円以上乗車→30%
・地下鉄 昼間時間帯の、地下鉄のみで2000円以上乗車→20%
とポイントがアップします。

◇あおなみ線、ゆとりーとライン
基本的に、地下鉄・市バスと同じ付与率です。
但し、昼間時間帯のポイントアップはあおなみ線には無く、ゆとりーとラインは30%です。

◇名古屋鉄道
利用金額と利用回数からなるポイント付与があります。
①利用金額
0~2000円の部分→0%
2001~5000円の部分→2%
5001~10000円の部分→4%
10001~20000円の部分→6%
20001円を超えた部分→8%
3万円の場合、3万×8%=2400とポイント計算はしません。
3万円乗った場合、
0から2000円の部分はポイントなし。
2001円から5000円の部分(3千円)は、2%のポイント率
5001から10000円の部分(5千円)は、4%のポイント率
10001から20000円の部分(1万円)は、6%のポイント率
20001円を超えた部分の1万円だけ、8%のポイント率
60+200+600+800で、利用金額ポイントの合計が1660となります。

②利用回数
0~10回利用→0%(ポイントなし)
11~40回利用→3%
41回以上利→用6%
の割合に、利用金額全額を掛けた利用回数ポイントがつきます。
3万円をmanaca使った人が50回名鉄に乗ったとすると、
利用金額ポイント→1660
利用回数ポイント→3万×6%=1800
で。
①と②の合計3460ポイントとなります。


◇名鉄バス
利用金額の2%がポイントになります。
但し、以下のボーナスポイントが付きます。
2000円到達時→50ポイント
5000円到達時→100ポイント
10000円到達時→150ポイント
(ex:5000円乗った時→100ポイントと、ボーナスポイント50+100の加算で、合計250ポイント。)

◇豊橋鉄道
渥美線と市内線を合算します。
利用金額ではなく、一ヶ月の利用回数に応じてポイントの付与率が変わります。
0~9回利用→0%(ポイントがつかない)
10~19回利用→1%
20~39回利用→3%
40回以上→5%
の割合に、利用金額をかけたものがポイントとなります。

以上はすべて大人料金です。

私は名鉄と地下鉄の利用で、いままでは定期ではなく、5000円のパノラマカード・ユリカを使用していましたが、名鉄の計算が複雑なので定期にした方がいいのかじっくり考えてみます。

それにしても名鉄は面倒くさい。
更に名鉄は独自の「たまルン」のサービスがあり更に面倒!!!

それと今後、JR各社との相互利用の予定があります。
・JR東海のTOICAとJR東日本のSuicaとの相互利用サービスを順次実施します。
平成24年春 目途 manacaとTOICAの乗車券機能の相互利用
平成25年春 目途 manacaとSuicaの乗車券機能の相互利用
manacaとTOICA・Suicaの電子マネー機能の相互利用