12月2日に有休を取って、最後の紅葉狩りに京都に出かけました。

9月1日にネットで修学院離宮の参観申込を何口かしてみたところ、ほとんど抽選漏れでしたが、12月2日の13時30分の参観だけ唯一抽選が当りました。

12月2日に有休が取れるかどうか、ぎりぎりまで不確定でしたが、なんとか取れそうでしたので出かけてみました。

午前中にどこに行くか、かなり迷いましたが、紅葉が比較的遅い宇治に行ってみました。

興聖寺は仏徳山と号する曹洞宗の最初のお寺で道元禅師を開祖としています。
最初は伏見の深草で開祖され、慶安元年(1648年)に宇治七名園の一つの朝日茶園であったこの地で、当時の淀城主、永井尚政によって再興されました。

宇治橋右岸を川上へ、宇治神社の鳥居前を通り過ぎ、宇治川水力発電所の放水路を越えたところにあります。

京都日記 世界遺産 ときどき名古屋


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発電所の放水路を越えてしばらく、左手に宇治川に面して石造りの総門があります。
ここの紅葉が見事で真紅に紅葉していました。

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この総門から竜宮造りの白い山門(楼門)まで続く約200mの参道は、脇を流れる谷川のせせらぎが琴の音に似ていることから「琴坂」と呼ばれています。
紅葉のシーズンはモミジのトンネルとなる琴坂はもみじの名所として知られ、宇治十二景の一つに数えられ、昔から多くの人に親しまれてきています。

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ただ、琴坂は駐車場への導入路で車が通るため、敷き紅葉は楽しめないようでした。

境内の拝観は自由ですが、本堂の拝観は要予約で寸志(300円以上)が必要です。
丁度この時は、座禅会が行われていて本堂の拝観はできませんとの張り紙がしてありました。

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本堂は伏見城の遺構を移築したもので、血の手形が残る天井や鴬張りの廊下などがあるそうです。


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また本堂の左手に三面大黒天が祀られていて、自由に拝観できます。
毘沙門天、弁財天と合体した最強の天部で、大黒天・毘沙門天・弁財天と三尊のご利益が一度に授かれるとのことです。


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