大覚寺を拝観したあと、直指庵に向かいました。
大覚寺の西側の細い道路を北に進みます。
小さな看板がでていますので、見逃さなければ大丈夫ですが、見落とすとかなり面倒なことになりそうです。
大覚寺から1キロほどの周囲を竹林に囲まれた静寂な中にひっそりと佇んでいる小さな庵のお寺です。
三門前に湯豆腐屋さんがあり、そこの駐車場に300円で止めることができますが、ここに来るまでの道路は狭く車1台がぎりぎり通れるような道路です。
1646年ですから、徳川家光の時代に臨済禅を学んだ独照禅師が草庵を結んだのが始まりで、独照禅師が明の国の高僧隠元禅師に黄檗禅を学び、隠元をここに請じてから大寺院となりました。
その後、長く荒廃し、幕末に津崎村岡局という近衛家老女が浄土宗の寺として再建しました。
このお寺は紅葉の穴場的存在で、その紅葉の美しさはこの世のものとは思われないほどという人もいます。
訪れる観光客もそれほど多くないので、ゆっくりと紅葉を楽しむことができます。
境内の真紅の紅葉は本当に見事です。
本堂から眺める紅葉も心が洗われるようで、心静かになることができるお寺です。
ただ、今回は拝観するのが遅くなり4時すぎでしたので、かなり暗くなっての紅葉狩りとなってしまいました。
明るかったら、更に紅葉の美しさが増すと思われます。
動画もどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=NAJbqKwOf-A
http://www.youtube.com/watch?v=eODJVs2sja8
http://www.youtube.com/watch?v=m5zPUuXjXgo
http://www.youtube.com/watch?v=944c_cMXZy0