なんとか陣痛室に移動して、助産師さんが『分娩室は帝王切開の方が使ってるから早ければここでお産になるかもしれんね!分娩台作っとこうか』って言って私が横になってた陣痛室のベッドを分娩台に作り変えて道具一式も横にセットされお産の準備は万端。
私のお産と帝王切開の方とで部屋を行ったり来たりバタバタしている看護師さんを見て娘はだんだん怖がり始め、旦那さんに『もうすぐ産まれるかもしれんしなるべく早めに来て』って電話してました

『いきみたくなったらこのボタン押して呼んでね』って看護師さんが枕元にボタンを置いて陣痛室を出て行ったその扉が閉まった瞬間、めっちゃいきみたい波が来て即ボタンを押したら、『どうしました?』って看護師さんが戻って来て、『どうしました?じゃなくて、いきみたくなったら押してって今言ったやん』って突っ込みたいくらい面白い対応やったけど、余裕なんてなくて『イキミタイデス
』って言ったら内診うけて『もう8センチや、こっち先やわ!手術待ってもらおう。先生呼んで!』とお産スタート
助産師さんが先に走って来て『もう全開やね、次の波でいきんでいいよ』と。
いきみ始めてすぐにつまることなく本当に流れるようにスルスルっと上手に出て来て、『もう少し、次肩出るよ』とここでは強めにいきんで

13時36分
元気な女の子が産声をあげました

やっと会えた嬉しさと、ちゃんと泣いてくれた安心感で涙ポロポロ

ホッとして、性別を聞くのも忘れて呼吸を整えるのに必死で、娘は怖くて毛布にくるまっていて、
助産師さんが『良かったね~妹出来たよ~』と娘に言った瞬間、
そうや、性別聞いてないんやった!と思い出して『えっ?妹?女の子?』ってビックリして起き上がってしまいました

娘に家族関係みんなに電話してもらい頼もしい助手でした

数分後、胎盤が出てきてその後切った部分の縫合

早かったしちょっと冷やしとこうかって、お腹を氷枕で冷やされてすごく寒かったのを覚えています

助産師さんに
『2回くらいのいきみで出てきましたね~』
って言ったら
『なんで~1回だけやったがいね~強いいきみ1回で出てきたよ!こんな人なかなかおらんわ~何人でも産める安産体質やわ』と言われて、『もぉ~ムリムリ』とガクッと力が抜けました

処置が終わった頃に慌てた旦那さんが到着

促進剤を使って計画的に進めると言っていたのが嘘みたいに、陣痛室に移動して20分で産まれたドタバタ出産劇で、旦那さんも間に合わず

長女の時は真冬の大雪で、そのときもまだ産まれないと看護師さんに言われて母とおばさんが昼食に出たほんの一時間弱で産まれて、結局誰も間に合わず一人寂しく出産した長女が今回は一番近くに居てくれました

旦那さんが駆け付けたころ赤ちゃんはキレイに洗われて服も着せられ初対面

女の子やったんかぁ~と入って来た瞬間に旦那さん涙ポロポロ

すっごいちっちゃくて、でもこの子がお腹に入ってたと思ったらとってもおっきくて

看護師さんに手伝ってもらいながら、横になってる私の腕の中で初めての母乳をあげました

誰が教えたわけでもないのに産まれてすぐに本能でちゃんと吸おうとする姿に家族でキュンとしました

記憶はほとんど薄いけど、フラフラなまま部屋に戻って家族4人の時間を過ごしました
