シトシト降り続く雨にうんざりする休日。
こんな日は外に出かけずに寝込みたい。
ネコみたいに雨に濡れるのは御免被りたい。
カウチポテトと言われようと寝込んでいたい。
武人さんが政府高官から聞いた話では、戸籍法を廃止して、新たに「個籍法」を作ることを法制審議会に諮問するらしいとのこと。
従来の戸籍法では、親子や夫婦単位で一つの「戸籍簿」を作っていたのを改めて、新しい「個籍法」では、個人ごとに「個籍簿」を作るらしい。
個人単位で作られるので、オギャーと生まれたときからこの世を去るときまで、自分だけの「個籍」にずーっと入ったままとなる。
そのため、結婚しても別の「個籍」に入ることはないので、「入籍」は廃止になるということらしい。
結婚することを俗に「入籍する」と言う例が多く見受けられたが、今後は「入籍」できなくなるようだ。
だが、法制度上既に廃止されている「婿養子」が、別の意味で使われ続けている例もあるので、「入籍」も、本来の意味とは異なる「結婚」の俗称として
今後も使われる続けるのかもしれない。
君が心配だよ。
ゆかりから聞いたよ。君が「やってしまった」例のこと。
君は私の人生の大切なpartner。
私を喜ばそうとして「やってしまった」らしいね。
その気持ちはとてもうれしかった。全く君らしいよ。
でもね…ムチャは良くない。そのために風邪をひいたら悲しいな。
なぜって?
それはもちろん、この素晴らしい君の誕生日を一緒に楽しめなくなるからに決まっているじゃないか!
今はまだ3月。春の足音が聞こえ始めたばかりの時期。
そんな時期にそんな格好で私の帰りを待とうとすれば、風邪ひくのも当然だろ。
…ごめん。怒っているんじゃないよ。ただ心配なだけ。
君の気持ちは本当にうれしかった。
だから…その…コレをあげるよ。誕生日プレゼント。
はっぴー、ばーすでー…。
中身は開けてのお楽しみということで。
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…というような話を花右京武人さんから聞いた。
プレゼントが何だったのか気になったので尋ねてみたら、一言「エプロン」とだけ答え、ニヤリと笑った。
彼女がどんな格好をしていたのかも気になったが、武人さんの目が「それを訊くのは野暮だよ」と言っていたので訊くのは止めた。
後日、彼女の親友ちえみさんに訊いてみた。
…なるほど、現実でそんな格好する人が本当にいたのかと目から鱗が落ちる思いがした。
それは偶然だった。
たまたま葬祭場付近を通りかかったとき、遠い記憶で知っている名前を見かけた。
その名前は、私にとっては珍しい名前で、映画のタイトルにも使われたことのある名前だったこともあり、
遠い記憶はたちまちに呼び起こされた。
まさかと思いつつも、同居親族に祖父母がいたことも思い出され、祖父母のどちらかが亡くなったのだろうと思っていた。
だがしかし、そうではなかった。
亡くなったのは父親だった。
まだまだ働き盛りで、20年前に建てた家のローンも残っていただろうに…。
宇宙ネコのような、オコジョさんのような、バレーボール選手のような、ぬいぐるみコスプレーヤーのようなMy Dear。
それじゃさよならMy Dear ゆーな。
日が昇り、日が沈む。
ただその繰り返しの毎日。
新年を迎えた今日もその繰り返し。
初日の出で太陽が昇り、初日の入りで太陽が沈んだ。
それでも、月並みだが新年という今日の日を祝いたい。
明けましておめでとう、と。
星座を越えていく彼女との新たな出逢いを喜びながら。
今年からつきあい始めた女の子がいる。
それは偶然の出逢いであり、始まりは偶然だった。
私の中のジゴロが、ウズウズうずいて我慢できなかったのだ。
ところが、その出逢いが偶然ではなかったことに最近になって気付いた。
約3年前に、既に私は彼女と出逢っていたのだ。
かつて仕事の延長で、有望な若者を支援する活動をしていたのだが、
先日、当時の書類を整理していると、支援対象者リストに彼女の名前が
載っていたのだ。
当時を思い出してみると、ぼんやりとだが確かに彼女に出逢っていた。
20歳そこそこなのに大人びて見えたことが印象的だった。
彼女に対する支援に私が関わったのは、わずか半年ほどだった。
そして支援活動自体から手を引いてしまったからか、すっかり忘れてしまっていた。
思えば、彼女を支援対象に選んだのは私自身だった。
彼女の中に光るものを感じて、強力に彼女を推薦した。
やはり、私の中のジゴロが、そのときから彼女を捕らえていたのだろう。
人生はラノベよりも奇なるもの哉。
いよいよ今年も残すところ1か月となった。
今の楽しみは何をさておいてChristmasである。
1か月ほど前にカボチャの化け物やコスプレイヤーが闊歩するお祭り騒ぎが終わったばかりだが、
今度はフィンランドから赤い服のおじいさんがやってくるお祭りである。
本来の趣旨とは大きくかけ離れているのであろうが、お祭り騒ぎは何度やっても楽しみである。
盛大に祝いの祭を執り行うべく目下、準備中だ。
戦争すらも一時休戦させるその魅力は偉大である。
誰しもが平穏無事にChristmasを迎えられることを祈るのみである。